7月にプロ初先発も経験、名球会入りの通算250セーブまであと19 DeNA・山崎康晃投手は19日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持となる来季年俸3億円でサインした。2022年オフに結んだ6年契約は、来季3年目を迎える。「来…
7月にプロ初先発も経験、名球会入りの通算250セーブまであと19
DeNA・山崎康晃投手は19日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持となる来季年俸3億円でサインした。2022年オフに結んだ6年契約は、来季3年目を迎える。「来年は見違える体になって、皆さまに期待していただきたい」と前を向いた。(金額は推定)
今季は6月7日に再調整のため出場選手登録を抹消され、復帰まで37日間を要するなど振るわず、登板数がプロ10年目で最少の38試合にとどまった。3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3.35。「いろいろな立場、役割に挑戦して、経験した1年間。悔しさの残るシーズンですが、自分としては、まだまだできると思っている」と気持ちを引き締めた。
7月27日の巨人戦では、予告先発の平良拳太郎投手が腰の違和感で急きょ登板を回避したことから、代役としてプロ通算531試合目にして初先発を記録した。また名球会の入会資格となる通算250セーブにあと「19」に迫っているなか、今季は森原康平投手が29セーブを挙げ、抑えとして活躍した。
山崎は来季の“立ち位置”については「チームのためにしっかり頑張りたい。個人的には守護神とか9回に対する思いもありますが、まずはチームが勝つことを考えていきたい」と語った。また、26年ぶりの日本一も達成した今季については「プロ野球選手として素晴らしい景色を見られたことは、今後につながると思います。(2軍調整中は)入来2軍コーチの叱咤激励をいただいて、もう1度体をつくり直すことができた」と振り返った。(Full-Count編集部)