広島から現役ドラフトでヤクルトに加入した矢崎が入団会見を行った(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext 広島から現役ドラフトを経てヤクルトに加入した矢崎拓也が12月19日、都内の球団事務所で入団会見に臨み、背番号「41」を披…
広島から現役ドラフトでヤクルトに加入した矢崎が入団会見を行った(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext
広島から現役ドラフトを経てヤクルトに加入した矢崎拓也が12月19日、都内の球団事務所で入団会見に臨み、背番号「41」を披露した。
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矢崎は「貴重なご縁をいただいたヤクルトにも感謝して全力で自分のベストを尽くしたい」と意気込むと、現役ドラフトでの移籍について「率直に驚いた。電話がかかってきて、自分だなっていうのが一番の印象」と口にした29歳。ヤクルトの印象を「よく打たれたなっていう印象です」と少し笑みを浮かべた。
今季のヤクルトは抑えを固定できずに終盤苦しむ展開も多かった。来季は新外国人のマイク・バウマン(前マーリンズ)、小澤怜史、田口麗斗らが抑えの座を争うことになりそうだが、広島でクローザー経験もある矢崎は「言われたところで自分のベストを尽くせれば」と話し、守護神への特別な思いは口にしなかった。
それでも、2023年には24セーブを挙げた右腕の加入でリリーフ陣に厚みが生まれるのは確かで、新守護神としての期待もかかる。
「ヤクルトスワローズの優勝、日本一に貢献できるように、自分のベストを尽くしていきたい。数字的なものはあまり考えていない。とにかく貢献できるようにやりたい」
慶応大学時代にも投げた神宮球場を舞台に、新天地のヤクルトで新たなスタートを切る。
[文:別府勉]
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