12月17日、スポーツナビ株式会社が表彰する『スポーツPRアワード2024』の各賞が発表され、優秀賞ソーシャルメディア賞にB…

 12月17日、スポーツナビ株式会社が表彰する『スポーツPRアワード2024』の各賞が発表され、優秀賞ソーシャルメディア賞にBリーグの千葉ジェッツが選出された。

『スポーツPRアワード』とは、さまざまなスポーツ団体の広報・PR・情報発信に焦点を当て表彰するもの。スポーツ団体から2024年に実施したPR施策を募集し、川淵三郎氏(一般社団法人日本トップリーグ連携機構会長)ら5名で構成された審査員が、ユニークさ、コストパフォーマンスなど様々な観点から審査する。

 今回、千葉Jが高く評価されたのは、クラブ公式YouTubeチャンネルでの取り組み。過密スケジュールをこなす選手の撮影時間を短縮しつつ、YouTubeショートの活用、流行りのミームやYouTuberとのコラボなど、多彩なチャンネル設計で、登録者10万人増を達成した。また、Bリーグ全体の発展に向けて他チームに先駆けたノウハウを250本以上無料公開していたことも評価された。

 審査員を務めた元女子バレーボール日本代表の大山加奈氏は「千葉ジェッツのYouTube施策は選手ファーストを徹底し、撮影時間を2分に制限しながら登録者数を10万人以上増加させ、新規観戦者の53パーセントがYouTubeをきっかけとするという驚異的な成果を上げました。新規・既存ファン双方が楽しめる戦略的なコンテンツを安定的に投稿する形は、スポーツチームの理想的なモデルです。また、そのノウハウをBリーグ全体に共有し、業界全体の発展に寄与している点も高く評価されます。この取り組みは他のスポーツチームにとっても模範となるべき成功事例です」とコメントした。

 発表された「スポーツPRアワード2024」の各賞一覧は以下の通り。

■「スポーツPRアワード2024」


▼最優秀賞

<ソーシャルグッド賞>

三重ホンダヒート

・社会で輝く「人」を育てる!本気のHEAT授業

▼優秀賞

<ユナイテッド賞>

川崎フロンターレ

・【全社横断プロジェクト】平日ナイター集客施策「ワルナイトカーニバル」

<コミュニティ賞>

全日本空手道連盟

・KARATE WEEK

<ソーシャルメディア賞>

千葉ジェッツ

・撮影は2分!選手ファーストで登録者+10万を達成したYouTube施策

<エコシステム賞>

徳島インディゴソックス

・距離を超え、徳島から繋ぐ未来