【UEFA女子チャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 チェルシー(日本時間12月18日/エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ)【映像】まるで久保建英なダブルタッチ→スルーパス チェルシー女子に所属する20歳のなでしこジャパ…

【UEFA女子チャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 チェルシー(日本時間12月18日/エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ)

【映像】まるで久保建英なダブルタッチ→スルーパス

 チェルシー女子に所属する20歳のなでしこジャパンFW浜野まいかが、巧みな足技で決定機を演出。右サイドで相手をダブルタッチで剥がすカットインからボックス内へスルーパスを送ったプレーは、まるで日本代表MF久保建英のような切れ味で、ファンからも絶賛の嵐となった。

 チェルシーがアウェーで戦ったUEFA女子チャンピオンズリーグ(WCL)のグループステージ第6節、レアル・マドリード戦の最終盤、アディショナルタイム90+2分に浜野が魅せた。敵陣右サイドで待ち構えていると、FWサンディ・バルティモアからボールを預けられる。すると浜野は、寄せにきた相手に対してダブルタッチでかわしてプレスを無効化した。まるで久保のような柔軟かつ高速の妙技だった。

 浜野はそこからカットインを仕掛けると、左足でスルーパスを送る。駆け引きから相手ディフェンスラインの裏に抜け出したFWカタリナ・マカーリオへのボールはわずかに大きくなり、相手GKにキャッチされたものの、決定的なシーンを生み出した。

 浜野は40分に投入されて以降、大車輪の活躍。このパフォーマンスには海外ファンもSNS上で、「プライスレスの輝き」「素晴らしいビジョン」「チェルシーの勝利に欠かせない存在だった」「仕事人すぎる。どこにでもいるんだ」「運次第では2アシスト記録できていたはず!」と絶賛のコメントが多く送られている。

 なお、チェルシーは浜野の活躍もあり2-1の勝利を飾り、WCLのグループステージで無傷の6連勝。決勝トーナメント進出を決めている。

(ABEMA de DAZN/UEFA女子チャンピオンズリーグ)