DPワールドツアー(欧州ツアー)は18日、ツアーメンバーのマルコ・ペンゲ(イングランド)を3カ月の出場停止処分にしたと発表した。ツアーの懲罰委員会は、ペンゲがツアー規則3(a)(i)に違反して複数の大会で賭けを行ったと認定。3カ月の出場停…

賭博行為で出場停止となったマルコ・ペンゲ※撮影は10月「ジェネシス選手権」(Chung Sung-Jun/Getty Images)

DPワールドツアー(欧州ツアー)は18日、ツアーメンバーのマルコ・ペンゲ(イングランド)を3カ月の出場停止処分にしたと発表した。

ツアーの懲罰委員会は、ペンゲがツアー規則3(a)(i)に違反して複数の大会で賭けを行ったと認定。3カ月の出場停止処分(猶予期間1カ月)と罰金2000ポンド(約38万8000円)を科した。処分は12月13日からで、2025年2月13日以降にツアー復帰できる。

同委員会はペンゲは自分が出場した大会では行っておらず、該当大会の正当性は損なわれなかったとし、処分決定に際しては、罪をすぐに認め、調査にも協力的だったことを考慮したという。

ペンゲは世界ランキング414位の26歳。2024年シーズンは29試合に出場し、年間ポイントランキング110位。11月21日に開幕した今季は出場2試合で、直近では12月1日終了の「オーストラリアオープン」に出場して27位だった。

<ツアー規則3(a)(i)>
いかなる対象者も、直接的、間接的を問わず、世界中のいかなるプロまたはエリートアマチュアゴルフイベントの結果、進行、行為、またはその他の側面について、賭けを行ったり、他人に賭けを指示したりしてはならない。