SAGA久光スプリングス・北窓絢音 インタビュー 令和6年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会よりSAGA久光スプリングス・北窓絢音選手の試合後コメントをお届けする。インタビューは準々決勝、埼玉上尾メディックス戦後に行った。SAGA…
令和6年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会よりSAGA久光スプリングス・北窓絢音選手の試合後コメントをお届けする。
インタビューは準々決勝、埼玉上尾メディックス戦後に行った。SAGA久光はこの試合で埼玉上尾にフルセットの勝利。
■SAGA久光スプリングス
●北窓絢音選手(アウトサイドヒッター)
――熱戦を制しました。今日の試合の感想を。
北窓:リーグ戦では埼玉上尾さんと1勝1敗でした。今日も厳しい戦いになることをみんなで覚悟して試合に臨みました。皇后杯で勝つことはチームの勢いにも繋がります。厳しい戦いをなんとか勝ちきれて良かったです。
――勝敗を分けたポイントは?
北窓:第5セットが始まる前にエリカさん(栄絵里香主将・セッター)が言ってくださったのですが「勝っても負けても悔いが無いように。1点1点、全部を出し切ろう」と。それをみんなで徹底して取り組みました。そこで勢いを持つことができたと思います。
――自分自身のプレーについては?
北窓:今日は自分自身でも調子がいいなと感じていました。読みも冴えていたと思います。調子がいい時にはそこに乗っていこうと。チームに貢献できて良かったです。
――若手とはいえ、すっかり攻守の軸ですね。今期はどういう課題を持って臨んでいる?
北窓:攻撃力が自分の課題だと思っています。いかに得点を取るか、今日の試合はそこができていたので、明日からの試合も頑張っていきます。
――20点以降の点の取り方はどのチームも課題にしているところだと思います。今日、北窓選手は「決めなければいけないところ」で決められていましたね。
北窓:今日は本当に楽しく試合ができました。決める自信というか、怖さを感じることがなかった。最後にシオンさん(平山詩嫣選手)が上げたトスに対しても「私に持ってきて!」と言えるくらいの心持ちでいられました。常にそういったマインドでプレーできるようにしていきたいですね。
――「みんなが繋いでくれたもの」を得点にできた?
北窓:はい、今日はみんなの足がすごく動いていて、ボールをたくさん拾ってくれました。思いが込められたボールを最後に決め切ることがチームの雰囲気を盛り上げます。今日の勝利にも繋がったと思っています。
撮影 堀江丈