“Here we go”でお馴染みのサッカー市場の移籍専門記者、ファブリツィオ・ロマーノ氏が、忘れられないスクープを激白。報道された張本人すら知らなかった特大砲だったことが明かされると、スタジオが騒然となった。【映像】ロマーノ氏が語る三笘…

 “Here we go”でお馴染みのサッカー市場の移籍専門記者、ファブリツィオ・ロマーノ氏が、忘れられないスクープを激白。報道された張本人すら知らなかった特大砲だったことが明かされると、スタジオが騒然となった。

【映像】ロマーノ氏が語る三笘薫移籍の「障害」

 12月15日の『ABEMAスポーツタイム』では、「冬の移籍市場直前スペシャル」と題して、これまで数々の移籍情報をスクープしてきたイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏の超レアな直撃取材を敢行。独占・ロングインタビューの模様が公開された。移籍情報の入手方法や、これまでのキャリアについて語られる中、ロマーノ氏自身が忘れられないスクープを2つ明かした。

 1つ目は、ジネディーヌ・ジダン氏のレアル・マドリード監督辞任だ。「僕にとってジダンとレアルは、サッカー史上最高の監督、そしてクラブだ」とリスペクトを示しながら、「『正直、よくやったな』と思ったよ」と自身の仕事ぶりを誇らしく語った。

 2つ目は、ユリアン・ナーゲルスマン氏がバイエルンの監督を解任され、トーマス・トゥヘル氏が就任したニュースだ。「あれは信じられないタイミングだった」と振り返ると、「当時バイエルンは調子が良く、誰もナーゲルスマンが解任されると思っていなかったからショックだったよ」と、当時の胸中を明かした。

 だが、忘れられないスクープの理由はそれだけではなかった。なんとロマーノ氏がナーゲルスマン氏の解任の一報を出した時、まだナーゲルスマン氏はクラブから解任を知らされていなかったという。本人が知らないタイミングでの報道だったという事実に、MCの槙野智章氏は「マジ!?」と驚きを隠せない様子だった。

 ただし、ロマーノ氏はその情報を知った時、「クラブ関係者やナーゲルスマンに迷惑をかけたくなかった」といい、すぐにバイエルンに連絡。しかし、何時間も待った末にクラブから返事が来ることはなく、「仕方なく解任の一報を出した」と大スクープの舞台裏を明かしていた。
(ABEMAスポーツタイム)