パチューカのギジェルモ・アルマダ監督が、レアル・マドリーとの大一番への意気込みを語った。 FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の大会方式変更を受け、2024年から国際サッカー連盟(FIFA)主催で実施されているFIFAインターコンチネン…

パチューカのギジェルモ・アルマダ監督が、レアル・マドリーとの大一番への意気込みを語った。

FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の大会方式変更を受け、2024年から国際サッカー連盟(FIFA)主催で実施されているFIFAインターコンチネンタルカップ2024。

今大会には欧州サッカー連盟(UEFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)、アジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)、オセアニアサッカー連盟(OFC)が主催する各大陸王者が参戦。

北中米カリブ海王者であるメキシコの名門は2回戦で南米王者のボタフォゴ(ブラジル)を3-0で、準決勝でアフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)をPK戦の末に下して、決勝からの参戦となる欧州王者への挑戦権を手にした。

そのパチューカを率いるウルグアイ人指揮官は18日にカタールのルサイル・スタジアムで行われる大一番に向けた公式会見で、「名前や歴史は関係ない」、「11対11の試合になるだろう」と格上撃破を誓った。

「我々は自分たちの可能性を信じなければならない。両チームに同じ数のプレーヤーがいる。ここでは名前や歴史は関係ない。自分たちを信じ、自分たちの夢を追い、自分たちのスタイルでプレーすれば、その目標を達成できる」

「我々は非常に忙しいスケジュールから来たが、今はレアル・マドリーとの試合で全力を尽くそうとしている。非常に良い試合をしてきたし、決勝でもその調子を維持したい。レアル・マドリーに勝てば、我々にとって非常に大きな成果となるだろう。非常に厳しい試合になることはわかっているが、努力するつもりだ」

また、今大会ここまでは2試合1ゴール1アシストの活躍をみせ、パチューカの躍進に貢献している元モロッコ代表MFウサマ・イドリシは、過去にセビージャ、カディスとラ・リーガのクラブでプレー経験があり、対戦相手の強さを誰よりも知る選手の一人だ。

指揮官と同席した会見の場では「1人のフットボーラーとして、チームとして、世界最高のチーム、世界最大のクラブと戦うことは、常に興味深いことだ」と高いモチベーションを示した。

「レアル・マドリーは歴史があり、非常に質の高い、経験豊富なプレーヤーが揃っていて、こういった試合に慣れている」と、対戦相手に分があることは承知の上で、番狂わせを起こすために、個々が最高のパフォーマンスを見せる必要があると主張している。

「僕ら全員が10点満点のパフォーマンスを発揮する必要があることはわかっているし、チームとして結果を出すには最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。簡単ではないけど、フットボールは素晴らしいもの。この試合では何が起こるかわからないし、だからこそ、僕らは戦い、結果を出すよう努める」