高知ユナイテッドSCは18日、GK井上聖也(26)の新契約およびMF田尻康晴(23)の現役引退を発表した。 井上は地元高知の出身で、セレッソ大阪U-18時代の2014年には、U-16日本代表としてAFC U-16選手権を経験。2021年に高…
高知ユナイテッドSCは18日、GK井上聖也(26)の新契約およびMF田尻康晴(23)の現役引退を発表した。
井上は地元高知の出身で、セレッソ大阪U-18時代の2014年には、U-16日本代表としてAFC U-16選手権を経験。2021年に高知へ入団し、1年目はJFL21試合に出場も、今季は出場なしに終わっていた。
田尻は熊本県出身で、ロアッソ熊本のユースで主将を担うなどしたのち、2020年にトップ昇格。22年に高知へ期限付き移籍し、翌23年から完全移籍に。今季の出場は、JFL序盤戦2試合および最終節の計3試合にとどまっていた。
地元高知でJリーグへ向かう井上、新たなステージへ向かう田尻。両者ともクラブ公式サイトを通じてコメントを発表している。
◆井上聖也
「今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。2025シーズンも高知ユナイテッドSCでプレーさせて頂けることになりました」
「地元高知に初のJリーグクラブを作ることができ、自分自身もプロキャリアを高知で歩み出せることを嬉しく思います。この一歩を踏み出すことが出来るのも、これまでたくさんの方が、クラブに関わり、闘い続けてきてくれたおかげです」
「ここまで歴史を繋いできてくれた多くの方々の思いも背負って、次はJの舞台で高知ユナイテッドSCの新しい歴史を作っていきます!厳しい闘いが続くと思いますが、一緒に戦ってください!たくさんの応援をよろしくお願いします!」
◆田尻康晴
「今シーズンをもちまして現役を引退する決断をしました。皆さんの前で報告するべきでしたが、このような形での報告になってしまいすみません」
「今までサッカーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの事を学び、大きく成長することができました。子供の頃から思い描いていた理想像とはかなりかけ離れてしまい、色々な思いがある中で後悔なくやりきり、ここで区切りを付けることにしました」
「高知ユナイテッドSCで3年間、ロアッソ熊本で2年間お世話になりました。高知ユナイテッドSCでのJ3昇格、ロアッソ熊本でのJ2昇格は僕にとって宝物です」
「サッカーを始めた4歳から今までの19年。大変なこと、苦しいことがたくさんありましたが、周りの方々や環境に恵まれてとても幸せなサッカー人生を送ることができました。これから第二の人生を歩むことになりますが、自分らしく謙虚に、ひたむきに頑張っていきます!」
「今まで応援してくださった皆様、僕のサッカー人生に関わってくださった方々、家族、ありがとうございました!!」