ゴルフ場国内2位の「パシフィックゴルフマネージメント」(PGM)の親会社である「平和」(本社・東京都台東区)は18日、国内最大手「アコーディア・ゴルフ」の全株式を保有する投資会社を買収して子会社化すると発表した。平和が運営するゴルフ場は計…

アコーディア・ゴルフ習志野CCでは「ZOZOチャンピオンシップ」が行われていた

ゴルフ場国内2位の「パシフィックゴルフマネージメント」(PGM)の親会社である「平和」(本社・東京都台東区)は18日、国内最大手「アコーディア・ゴルフ」の全株式を保有する投資会社を買収して子会社化すると発表した。平和が運営するゴルフ場は計321カ所に増えて国内最大、保有するゴルフ場の数では世界最多となる見通しという。

アコーディアは173カ所を保有・運営、PGMは148カ所のゴルフ場を保有している。買収後もアコーディアとPGMのゴルフ場運営は統合せず、両社は平和の子会社として存続する。

平和が株式を取得するのは、ケイマン諸島の投資会社「PJC Investment Holdings」。買収金額は有利子負債を含めて5100億円で、費用は全額を銀行から借り入れる。株式譲渡の完了は2025年1月31日の予定。

平和は投資家向けのリリースで「ゴルフ市場は再拡大の局面にある。引き続きゴルフ事業の強化を行うことで総合レジャー企業として成長していくとともに本株式取得を通じてゴルフ事業の売上高構成比率・利益構成比率を高め、事業基盤の強じん化を図る」としている。