コンディションが万全ならば間違いなくスタメン候補だが…(C)Getty Images アーセナルで今季、公式戦出場がわずか1試合にとどまっている冨安健洋に対し、厳しい声が向けられている。 故障での欠場が続く中、英メディア『ONE FOOTB…
コンディションが万全ならば間違いなくスタメン候補だが…(C)Getty Images
アーセナルで今季、公式戦出場がわずか1試合にとどまっている冨安健洋に対し、厳しい声が向けられている。
故障での欠場が続く中、英メディア『ONE FOOTBALL』が現地時間12月17日、冬の移籍市場での冨安の放出を提言。「アーセナルは苦渋に満ちた決断を下さなければならない」などと報じている。
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同メディアは、冨安が万全のコンディションであればプレミアリーグでも屈指の守備力を発揮するとスキルを称えながらも、「出場機会の少なさは大きな問題」と苦言を呈している。その上で、「アーセナルは彼を獲得するために1980万ポンドを支払ったが、大きな活躍が期待されていた中で、完全には応えられていない」と訴えている他、「この3年間、負傷により出場できなかった試合が非常に多く、常にチームに貢献できているとは言い難い状況が続いている」とクラブ加入以降を振り返った。
さらに、アーセナルが多くのタイトルを狙うためチーム全員が戦力となる必要があると強調し、「ファンにとって、トミヤスがチームを去るのは非常に残念なことだが、彼を売却すればミケル・アルテタはより強固な選手獲得のための資金を確保できるはずだ」と指摘。続けて、「選択肢はたくさんある」としながら、アヤックスのヨレル・ハト、レバークーゼンのジェレミー・フリンポンを冨安に替わる新戦力として挙げている。
また、この先で怪我の回復が見込める場合も想定しながら、「もしトミヤスが今後1か月ほどの間にフィットネスを証明できれば、1月の移籍市場で彼に興味を示すクラブも現れるだろう」と予想。あくまでも冨安の放出が最善と論じる同メディアは、「仮にアーセナルがトミヤスを獲得時と同等の約1980万ポンドで売却できるチャンスを得られるなら、その機会を逃すべきではない」などと持論を綴っている。
プレーのクオリティは認められている冨安だが、大きな期待が寄せられていただけにピッチに立てない現状ではシビアな評価も避けられない。すでにシーズンも半ばを迎え、冬の移籍市場がまもなく開かれる中、アーセナルはどのような判断を下すのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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