鹿児島ユナイテッドFCは18日、AC長野パルセイロのDF杉井颯(24)が完全移籍で加入することを発表した。 杉井は千葉県出身の柏レイソル下部組織育ち。2019年にトップチームへ昇格し、ツエーゲン金沢やガイナーレ鳥取への育成型期限付き移籍を経…

鹿児島ユナイテッドFCは18日、AC長野パルセイロのDF杉井颯(24)が完全移籍で加入することを発表した。

杉井は千葉県出身の柏レイソル下部組織育ち。2019年にトップチームへ昇格し、ツエーゲン金沢やガイナーレ鳥取への育成型期限付き移籍を経験した。

2022年に長野へ完全移籍。副キャプテンの1人を務めた今シーズンは、明治安田J3リーグで34試合3得点、YBCルヴァンカップで2試合1得点を記録し、天皇杯にも1試合出場した。

3年間在籍した長野を離れ、鹿児島へ向かう杉井は両クラブを通じてコメントしている。

◆鹿児島ユナイテッドFC

「初めまして、AC長野パルセイロから移籍してきました、杉井颯です! 対戦相手として鹿児島に来た時に感じた、あの圧や応援と共に戦えるのがとても嬉しく思います! 1日でも早く皆様に認めてもらえるように精一杯頑張ります!」

「J3優勝、J2昇格するためにきました! 必ず1年でJ2に戻りましょう!」

◆AC長野パルセイロ

「この度鹿児島ユナイテッドFCに移籍することを決断しました。パルセイロからは"来季も一緒に"という話がありましたが、ここで挑戦することを選びました。自分の決断を理解し、後押ししてくれたクラブに感謝いたします」

「半分引退しようかなと思いながら受けたトライアウトから拾ってもらい、3年間多くの試合に出させてもらっていたにも関わらず、目標であった『昇格』という結果を出せずに去るというのは、心残りで申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「長野での3年間を振り返ると決していいことばかりではなかったですが、たくさんの方々の応援のおかげでケガもなく走り続けることができました。なかなか点を取れなかったですが、ルヴァン杯の京都戦のゴールや、信州ダービーでのゴールやアシストはこれからも一生忘れることのない素晴らしい思い出になります」

「またシャナナや共超をはじめ、長野の応援が大好きになりました! 来シーズン、対戦相手として闘うのが嫌ではありますが、とても楽しみにしてます!」

「ピッチ外でもたくさんの方にお世話になり、声をかけていただき、長野が大好きになりました! 今まで1年で移籍していた自分が、長野に3年もいれたことは何よりも幸せでかけがえのない時間となりました!」

「最後になりますが、この3年間ユニホームや、タオルなど19番のグッズをたくさん見れたこと、一緒に闘えたことはとても嬉しかったです。皆様のおかげで3年間頑張ることができました! 本当にありがとうございました! 愛してるぜ、パルセイロ!」