12月13日、ルワンダの首都キガリのBKアリーナで、FIA表彰式が開催され、2024年WRCのドライバーズ選手権、コ・ドライバーズ選手権でそれぞれチャンピオンを決めたヒョンデのティエリー・ヌービル、マルティン・ウィダグが正式にタイトルを授与…
12月13日、ルワンダの首都キガリのBKアリーナで、FIA表彰式が開催され、2024年WRCのドライバーズ選手権、コ・ドライバーズ選手権でそれぞれチャンピオンを決めたヒョンデのティエリー・ヌービル、マルティン・ウィダグが正式にタイトルを授与された。FIA表彰式がアフリカ大陸で開催されたのは初めて。
FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は「このキガリで、私たちはモータースポーツ・ファミリーの一員であり、その献身、精神、努力が私たちのスポーツの中心である選手たちにスポットライトを当て、未来のチャンピオン、キャリアをスタートさせたばかりの選手たち、成功の味を楽しんでいる人々を目の当たりにしている。受賞者の皆さん、おめでとうございます。みなさまを祝うことを誇らしく思います」とメッセージを寄せた。
WRCの表彰では、5年間選手権2位となった末に、今季の最終戦ジャパンでついにタイトル獲得を決めたヌービルとウィダグが紹介された。また、マニュファクチャラーズ選手権では、連覇を果たしたトヨタがトロフィーを受け取った。
今回の表彰式では、FIA生涯功労賞として、ラリーの伝説的存在であり、FIAの「モータースポーツにおける女性」活動のパイオニアであり、ラリーの安全性を熱心に提唱するミッシェル・ムートンを表彰。観衆からスタンディング・オベーションを受けたムートンは、スライエム会長から賞を受け取った。