イラク代表FWアイメン・フセイン(28)。年始のアジア杯を皮切りに、この1年でアジアを代表する点取り屋として地位を確立し…

イラク代表FWアイメン・フセイン(28)。年始のアジア杯を皮切りに、この1年でアジアを代表する点取り屋として地位を確立した。

今年1月のアジア杯4試合で6ゴールを叩き込んだフセイン。日本代表もこの男に2発を喰らって史上初めてイラクに敗れ、その後の活躍も含め、一気にその名前が日本で浸透した。

アジア杯のラストはゴールセレブレーションによって退場を宣告されるという珍事も、これも含めてとにかく強烈なストライカー。現在進行中のW杯アジア最終予選では、韓国代表を相手に、189cmの長身を巧みに折りたたんだ、見事なバイシクルシュートをブチ込んでいる。

フセインは2024年の国際Aマッチ13試合出場で13得点。アジア杯初戦となったインドネシア戦から10月の韓国戦にかけ、10試合連発の13得点であり、ギネス記録「国際Aマッチ11試合連続得点」に並ぶまで、あと1試合だった。

イラク『アル・マダ』は、復興途上の国家と国民に希望を与えるフセインについて「今年最も輝いたアラブ人選手であり、今年最も輝いたアジア人の1人。大陸最強のストライカー。全イラク人の夢をリードする存在」と称えている。

フセインが最前線から引っ張るイラクは最終予選B組で2位につけ、1986年メキシコ大会以来40年ぶりとなるW杯出場へ視界良好。

また、この年末年始には中東各国が集うガルフカップも控え、フセインも順当に選出。前回王者イラクが王座防衛なら、来年3月に再開する最終予選にも光明といったところか。

イラクはガルフカップのグループステージでサウジアラビア代表、バーレーン代表、イエメン代表と対戦する。

【動画】189cmフセイン、韓国相手に身体を上手く折りたたんだバイシクル弾

Aymen Hussein produces magic #AsianQualifiers | #KORvIRQ pic.twitter.com/1PfDanEdvP

— #AsianQualifiers (@afcasiancup) October 15, 2024