【ラ・リーガ】ソシエダ 0-0 ラス・パルマス(日本時間12月16日/アノエタ)                          【映像】激しすぎるプッシングでドリブル阻止の瞬間 久保建英の顔は「ファウルだろ!」と主張していた。ソシエダで…

【ラ・リーガ】ソシエダ 0-0 ラス・パルマス(日本時間12月16日/アノエタ)                          

【映像】激しすぎるプッシングでドリブル阻止の瞬間

 久保建英の顔は「ファウルだろ!」と主張していた。ソシエダでプレーする日本代表MFが右サイド、相手陣内の高い位置で突破を図るも、相手選手にゴールライン外まで押し出されて倒れ込んでしまう。しかし審判の笛はなく、久保は「なぜ?」と戸惑ったような表情と、怒りの感情を露わにしているようだった。

 注目の場面はラ・リーガ第17節、ソシエダがホームにラス・パルマスを迎えた一戦、54分のことだった。右サイドのライン際ギリギリのところでミケル・オヤルサバルが残したボールを拾った久保が一気に仕掛けた。

 ボールを内側のスペースに蹴り出し、ボックス方向へ加速するスピード勝負で突破を図る。しかし相手よりも体を前に迫り出したところで、対峙していたDFミカ・マルモルに体ごと押し出される形でラインを割ってしまった。久保はそのまま座り込むと、スタジアムにはブーイングがこだまし、味方も手を挙げてファウルを主張していた。

 近寄って来たラス・パルマスのMFダリオ・エッスゴの手に引かれて起き上がった久保の表情は晴れない。それどころか「ファウルだろ!」と主張するような憮然とした表情を見せた。

 リプレイ映像が流れると、解説・安永聡太郎氏も、「後ろからのプッシングでしょう!っていう、久保の表情だと思いますけど……そして確かに押してますけどね」と、相手のファウルではないかという見解を示していた。

 結局、ファウルをもらうことができないまま久保はプレーを再開したが、この試合は38分に"微妙ジャッジ"に怒りを示したことで今季2枚目のイエローカードをもらうなど、フラストレーションが溜まる試合となってしまった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)