桑田2軍監督の指導力には定評がある(C)産経新聞社 巨人が楽天を自由契約となった田中将大の獲得に乗り出すことが話題を呼んでいる。 今季15勝をマークした菅野智之がメジャー挑戦で抜ける中、日米通算197勝と実績十分の右腕に白羽の矢を立てた。【…
桑田2軍監督の指導力には定評がある(C)産経新聞社
巨人が楽天を自由契約となった田中将大の獲得に乗り出すことが話題を呼んでいる。
今季15勝をマークした菅野智之がメジャー挑戦で抜ける中、日米通算197勝と実績十分の右腕に白羽の矢を立てた。
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2009年のWBCでもともに戦った阿部慎之助監督も獲得を熱望したと伝えられる中、注目は移籍後のパフォーマンスにもある。
田中といえば、楽天入団後は圧巻の投球を見せ、特にチームが日本一に輝いた13年シーズンに24勝無敗の金字塔を打ち立てた。海を渡り、ヤンキースでも6年連続2桁勝利を達成と日米球界で輝かしいキャリアを築いてきた。
しかし、ヤンキースから再び楽天に復帰後は思うような成績を残せず、特に今季は昨オフに行った右ひじ手術の影響もあり、1軍登板はわずか1試合のみ、勝ち星なしに終わった。
本人も復活を目指す中、チームに合流となれば桑田真澄2軍監督も心強い存在となりそうだ。
同氏は今月1日放送の「サンデーモーニング」(TBS系列)に出演した際に、楽天を退団した田中について言及。
自身も田中と同じくトミー・ジョン手術を受けた経験から、今季不振の理由には手術の影響もあったとして「手術後は思うように動かなくなります」と気遣っていた。
その上で田中が再び日本球界に復帰後の21-23年シーズンも先発として150イニング前後をしっかり投げていたことに注目。「3年間、しっかり投げている。来年は活躍してくれると思います」と復活に太鼓判を押していた。
桑田2軍監督といえば、選手の目線にあわせた指導で定評がある。トミー・ジョン手術組の山崎伊織も粘り強く指導し、独り立ちに結び付けるなど、多くの選手の覚醒に力を貸してきた。節目の日米通算200勝まで残り3勝、果たして田中復活へのキーマンとなるか、注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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