大勢はここまで守護神を務めてきた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 巨人が目指す日本一に向け、大きなピースとなりそうだ。 中日を自由契約となっていたライデル・マルティネスの入団が確実となった。【動画】相手に絶望…
大勢はここまで守護神を務めてきた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人が目指す日本一に向け、大きなピースとなりそうだ。
中日を自由契約となっていたライデル・マルティネスの入団が確実となった。
在籍していた中日が引き留めのため、4年40億円ともされる高額契約を提示したとされる中、巨人はさらにそれを上回る高額契約で本気度を示した。
マルティネス自身、常勝軍団である巨人へ合流し、日本シリーズへの出場を熱望しているとされる。
一方、今季43セーブをマークし、2度目のセーブ王に輝いた圧倒的な守護神を9回に配置できることでチームにおいては大きなアドバンテージが期待できそうだ。
「8回の男」にはここまで守護神を務め、今季29セーブ、防御率0・88と安定したパフォーマンスを残した大勢を配置できる。
さらに、6、7回においてもチームの強みである豊富な救援投手陣がいる。
今季はアルベルト・バルドナード(26H)、高梨雄平(25H)、新人王にも輝いた船迫大雅(22H)、西舘勇陽(20H)、シーズン終盤から勝利の方程式に加わったカイル・ケラー(20H)と5人が20ホールド以上を記録したことも話題を呼んだ。
今季リーグトップの救援防御率2・27と打者を封じ込めたリリーフ陣がマルティネスの加入によって、さらに前倒しで投入することも可能となった。
ネット上でも「チームは5回までにリードしていれば磐石リレー」「先発も5回まで頑張ればOK」と声があがるなど、他球団垂涎の投手リレーが実現すると見られている。
バンテリンドームではライデル登板の際にサイレンが鳴り響く"絶望演出"も知られていたが、ペナント奪回を目指す他球団にとっては来季は早くから仕掛けていくことが求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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