上沢は今季メジャー挑戦も再び日本球界に戻ることに(C)Getty Images 去就に注目が高まっていた元日本ハムの上沢直之のソフトバンク入団が決まった。  上沢は今季ポスティングシステムを利用し、日本ハムからメジャーに挑戦。レイズとマイナ…

 

上沢は今季メジャー挑戦も再び日本球界に戻ることに(C)Getty Images

 

 去就に注目が高まっていた元日本ハムの上沢直之のソフトバンク入団が決まった。
 
 上沢は今季ポスティングシステムを利用し、日本ハムからメジャーに挑戦。レイズとマイナー契約を結んだ後は開幕直前にレッドソックスに移籍。メジャーでは2試合に投げ、0勝0敗、防御率2・25。マイナーでは20試合に投げ、5勝4敗、防御率7・63で終了していた。

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 すでにNPBで70勝をマーク、2023年シーズンは9勝9敗、防御率2・96。リーグトップの170投球回を達成とタフネス右腕で知られる。

 FAで石川柊太を流出したソフトバンクにしても、手薄になった先発ローテーションの枠を埋める投手を求めており、補強ポイントに合致した。

 一方で来季はソフトバンクと日本ハムの対戦により注目が高まりそうだ。

 日本ハム→ソフトバンクへの移籍となった例は近年で3選手目。野手ではFAとなった近藤健介が移籍。また日本ハムでエース格を務めていた有原航平もポスティングを利用してメジャーに移籍。2シーズンを過ごした後に日本球界復帰においてソフトバンクを選択。今回の上沢も有原と同じくポスティングを利用し、日本球界復帰時に古巣の日本ハムではなく、ソフトバンク入団を決断した。

 投打において、元日本ハム勢がこれだけ揃うとなれば、気合も入るというもの。

 ただ今季シーズン2位に躍進した日本ハムにおいても特に先発投手陣では磐石な布陣が目をひく。

 今季14勝をマークし、有原とともに最多勝に輝いた伊藤大海を筆頭に加藤貴之、山崎福也の先発3本柱、来季の開幕投手に指名された若手のプロスペクト、金村尚真、来季がプロ4年目となる達考太など充実のラインアップを誇る。

 野手でも今季3割フィニッシュとなった清宮幸太郎、万波中正、水谷瞬といった伸び盛りの選手が多い。

 両球団の対決は今季もシーズン終盤、CS含め見どころ十分だったが、来季は上沢が加わることで一層、盛り上がることは間違いなさそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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