15日、京都競馬場で行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、2番手追走から先頭に立って後続を突き放した川田将雅騎手騎乗の5番人気アドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸…
15日、京都競馬場で行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、2番手追走から先頭に立って後続を突き放した川田将雅騎手騎乗の5番人気アドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした2番人気ミュージアムマイル(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に9番人気ランスオブカオス(牡2、栗東・奥村豊厩舎)が入った。なお、1番人気アルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は5着に、3番人気トータルクラリティ(牡2、栗東・池添学厩舎)は13着に終わった。
勝ったアドマイヤズームは、父モーリス、母ダイワズーム、その父ハーツクライという血統。デビュー2戦目の未勝利戦からの連勝で2歳マイル王の座に輝いた。鞍上の川田将雅騎手は昨年のジャンタルマンタルに続く朝日杯FS連覇で4勝目となった。
【朝日杯FS】2歳(旧表記3歳)馬によるチャンピオン決定戦として1949年に創設された「朝日盃3歳ステークス」を前身とする重賞。91年に牡・せん馬限定となったが、04年には牡・牝馬限定となった。実施距離は62年以降、現行の1600mに定着。また、14年より中山競馬場から阪神競馬場に舞台を移して実施されている。フューチュリティ(Futurity)は、「未来」「将来」を意味する英語。
【勝ち馬プロフィール】
◆アドマイヤズーム(牡2)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・友道康夫
父:モーリス
母:ダイワズーム
母の父:ハーツクライ
馬主:近藤旬子
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 アドマイヤズーム 5人気
2着 ミュージアムマイル 2人気
3着 ランスオブカオス 9人気
4着 ダイシンラー 12人気
5着 アルテヴェローチェ 1人気
6着 クラスペディア 14人気
7着 ドラゴンブースト 10人気
8着 コスモストーム 15人気
9着 ニタモノドウシ 6人気
10着 アルレッキーノ 8人気
11着 エルムラント 16人気
12着 パンジャタワー 4人気
13着 トータルクラリティ 3人気
14着 エイシンワンド 11人気
15着 タイセイカレント 7人気
16着 テイクイットオール 13人気