アフマダリエフの挑発に反論した井上。(C)Lemino/SECOND CAREER 執拗な挑発に、さすがの「モンスター」も黙っていなかった。 12月15日にボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が自身のXを更新。…

アフマダリエフの挑発に反論した井上。(C)Lemino/SECOND CAREER

 執拗な挑発に、さすがの「モンスター」も黙っていなかった。

 12月15日にボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が自身のXを更新。現地時間14日にWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を勝利した元WBA&IBF世界同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に対して「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ。必要性がゼロだろ…」と呼応した。

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 井上が反応するキッカケとなったのは、暫定王座決定戦後のアフマダリエフの発言がキッカケと思われる。難敵リカルド・エスピノサ(メキシコ)を3回2分59秒TKOで破っていた30歳のウズベキスタン人は試合後に「俺と戦いたくないのなら、その理由を説明しろ。俺が王者だったときはルールを守った。君もルールを守るべきだ。俺は指名挑戦者といつも戦ってきた。だから、説明してくれ。俺は準備万端だぞ」と挑発。さらに次のように発言していた。

「最強は最強と戦うべきだ。俺は指名挑戦者であり(暫定)王座も手にした。イノウエは、この階級最高であると示さなければいけない。彼は伝説だ。それなら証明してみろ」

 以前から井上との対戦を求めているアフマダリエフは、「俺の目標はベルトだ」と一方的な煽りを繰り返し、“モンスター”に挑戦状を叩きつけていた。

 自身を逆なでするような言動ばかりである。さすがの井上も看過することはできなかったのかもしれない。今回の投稿では「戦いたいなら『価値』キープして待っとけ!!」とメッセージを発信。その上で来年1月24日に延期になったWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)との試合に向け、「今はグッドマン戦に全力集中」と意気込みを新たにした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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