女子プロゴルファーの佐久間朱莉が15日、都内の小田急百貨店・新宿店で契約するウェアブランド「ジャックバニー」のイベントに参加した。昨年に続く2回目のイベント参加に「毎週のように現地で応援していただく方が来てくださって、すごくアットホームな…
女子プロゴルファーの佐久間朱莉が15日、都内の小田急百貨店・新宿店で契約するウェアブランド「ジャックバニー」のイベントに参加した。
昨年に続く2回目のイベント参加に「毎週のように現地で応援していただく方が来てくださって、すごくアットホームな感じで緊張はなかったです」と話した。「この1年いろんな方に応援していただけたので感謝を伝えることができてうれしい」。22歳になった11日の誕生日も祝ってもらい、ファンとの交流を楽しんだ。
プロ4年目の今季は「ショットがすごく良かった」と言い、パーオン率が前年の69.7932%(29位)から74.0240%(5位)まで上昇。ツアー出場36試合でトップ10数は14回(9位)を数え、年間ポイントレースのメルセデスランキングはツアー未勝利選手で最上位、キャリアハイの8位で終えた。また、12月8日に行われた国内男子レギュラー、シニアとのツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」では初出場でMVPを獲得した。
来季こそ、ツアー初優勝を手にしたい。今季は4月「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」を皮切りに3試合、最終日を首位タイで迎えながら、勝ちきれなかった。ショットの充実に比べ、リカバリー率66.4740%は19位、3パット率2.7528は23位。100yd以内のショートゲーム、グリーン上に苦戦した。「3パットが多かったり、リカバリー率が悪かった。そこが改善出来たらもう少し上に行けるんじゃないかな」と悔しさをにじませた。
「早くジャンボさんに優勝報告をしたいです」。師匠の尾崎将司に吉報を届けるべく、1月末からは米アリゾナ州で合宿を行う予定。「時間が合えばドジャースの練習も見に行きたい」と“推し活”するMLBロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手を見る計画も。さらなる飛躍へ、意欲満々だった。(編集部・松島流星)