レアル・マドリーは14日、ラ・リーガ第17節でラージョ・バジェカーノと対戦し3-3の引き分けに終わった。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のアタランタ戦を打ち合いの末に勝利した2位マドリーは、その試合…

レアル・マドリーは14日、ラ・リーガ第17節でラージョ・バジェカーノと対戦し3-3の引き分けに終わった。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のアタランタ戦を打ち合いの末に勝利した2位マドリーは、その試合からスタメンを3人変更。負傷したムバッペやヴィニシウス、セバージョスに代えてロドリゴ、モドリッチ、ギュレルをスタメンで起用した。

前節のバレンシア戦でリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った12位ラージョに対し、マドリーは開始早々に失点する。4分、右サイド深くまでドリブルで切り込んだデ・フルートスのクロスをファーサイドのウナイ・ロペスがヘディングでゴール右に流し込んだ。

その後は1点を追うマドリーがやや押し込む展開なるが、要所で集中した守りを見せるラージョ守備陣に苦戦すると、36分にはイシの右CKからゴール前のムミンにヘディングを叩き込まれ、追加点を奪われた。

リードを広げられたなマドリーだったが、その3分後に1点を返す。39分、ギュレルのパスをバイタルエリア手前で受けたバルベルデが少し持ち上がり右足一閃。低弾道の弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さった。

さらにマドリーは、前半終了間際の45分にもドリブルで持ち上がったリュディガーのパスをボックス左横で受けたロドリゴのクロスをベリンガムがヘディングでゴール右隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。

2-2で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマドリー。56分、ギュレルのパスを受けたロドリゴがボックス左手前から左足を振り抜くと、DFラティウにディフレトしたボールがゴール左上に突き刺さった。

逆転に成功したマドリーは、63分にブラヒム・ディアスを下げてヴィニシウスを投入したが、直後に失点を許す。64分、直接FKのこぼれ球をボックス左横で拾ったアルバロ・ガルシアのバックパスを受けたルジューヌがゴールに向かうクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したイシが左足で押し込んだ。

その後互いに選手を入れ替えてゴールを目指すなか、マドリーは84分にチャンス。ドリブルで中央を持ち上がったベリンガムのラストパスを受けたヴィニシウスがボックス左から縦に切り込みシュート。しかし、これは相手GKに弾かれて、枠を外した。

終盤にかけても互いにゴールへ迫る場面を作ったが、最後までスコアは動かず。試合は3-3でタイムアップ。一度は逆転に成功したが、逃げ切れなかったマドリーは 勝ち点1獲得に留まり、首位バルセロナにプレッシャーをかけることはできなかった。

ラージョ 3-3 レアル・マドリー

【ラージョ】

ウナイ・ロペス(前1)

アブドゥル・ムミン(前36)

イシ・パラソン(後19)

【レアル・マドリー】

フェデリコ・バルベルデ(前39)

ジュード・ベリンガム(前45)

ロドリゴ・ゴエス(後11)