【ブンデスリーガ】マインツ 2-1 バイエルン(日本時間12月14日/メーヴァ・アレーナ)【映像】佐野海舟、急加速して潰しにいく瞬間市場価値65億のフランスの"神童"を封じ込めた。マインツに所属するMF佐野海舟が、バイエルンのFWマティス・…

【ブンデスリーガ】マインツ 2-1 バイエルン(日本時間12月14日/メーヴァ・アレーナ)

【映像】佐野海舟、急加速して潰しにいく瞬間

市場価値65億のフランスの"神童"を封じ込めた。マインツに所属するMF佐野海舟が、バイエルンのFWマティス・テルから完璧にボールを奪い取った。そこからすぐに攻撃へ転じるという、まさに真骨頂のプレーを見せると、ファンも冷静かつチームを助けるパフォーマンスを絶賛する数々の声を寄せている。

話題の場面は、マインツがホームで迎えたブンデスリーガ第14節のバイエルン戦、75分のことだった。2点をリードするマインツが終盤、相手に攻め込まれる中でピンチを未然に防ぎ、さらに攻撃へと移ったシーンだ。

中央でカウンターを浴びたマインツは、左サイドでボールを受けたテルに大きなスペースを与えていた。このフランス人FWは2022年の当時、17歳136日でバイエルン史上最年少出場を果たし、さらにはゴールも決めた逸材だ。現在19歳になった背番号39は"神童"とも呼ばれ、この日も途中出場で違いを生み出そうと試みていたが、そこに立ちはだかったのが佐野だ。自陣に戻って来ていた背番号6は、テルがカットインしてきた瞬間、右足を伸ばしてボールにアタック。完璧なタイミングで"回収"すると、そのままボールを拾って前線へとドリブルを開始した。

味方とのパス交換からさらに敵陣深い位置へパスを繰り出したプレーは、わずかに強いボールとなり決定機にはならなかった。しかし、ファウルすることなくボール奪取する強度の高いパーフェクトな守備と、そこから一気に攻撃に転じる"回収プレー"はまさに佐野の真骨頂であり、ドイツ挑戦1年目ながら際立っていた。

これにはファンもABEMAのコメント欄で「佐野ハンパねえ!」「佐野さすがに上手すぎる」「佐野最高かよ」「ヤバすぎるわ」と反応し、そのプレーを絶賛する声であふれ返っていた。

佐野は、世界のあらゆるサッカー情報やデータを扱うサイト『Transfermarkt』において、4000万ユーロ(約65億円)の市場価値がついているフランス人アタッカーを完璧に封じ込め、勝利に貢献。マインツはホームで2-1の勝利を収めると共に、13戦無敗で首位に立っていたバイエルンに今季初めて土をつけた。(ABEMA/ブンデスリーガ)