12月14日、サッカー元日本代表で川崎フロンターレ一筋だった中村憲剛氏が引退試合を行った。そのピッチで果たした親子共演が話題だ。 等々力競技場で行われた中村憲剛氏の引退試合。14時キックオフの“本番”を前に13時から行われたエキシビジョン…

 12月14日、サッカー元日本代表川崎フロンターレ一筋だった中村憲剛氏が引退試合を行った。そのピッチで果たした親子共演が話題だ。

 等々力競技場で行われた中村憲剛氏の引退試合。14時キックオフの“本番”を前に13時から行われたエキシビジョンマッチとして、「ケンゴフレンズ」と「なでしこフレンズ」が対戦した。中村憲剛氏はケンゴフレンズとして、『ナインティナイン』矢部浩之や『パンサー』尾形貴弘、さらにミュージシャンのナオト・インティライミやラモス瑠偉氏とチームを組む。
 そして迎えた13分頃、中村龍剛がピッチに立つ。父・憲剛とダブルボランチを組んで、攻守に躍動。右サイドのスペースへのパスで見せたほか、自ら前線に顔を出してシュートを放つなど、積極的なプレーを披露した。
 川崎フロンターレサポーターにとってもその姿は父親そっくりに見えたようで、SNS上でも以下のような声が挙がった。
「立ち姿からボールを蹴る時のフォームまでお父さんそっくりでピッチに憲剛が2人いるみたいだった」
「しかし、龍剛くんって、ボールの出し方とか誰かとそっくりじゃん」
「中村龍剛くん、もう中村憲剛じゃん」
「龍剛くんほんま上手かった。キックの質、視野の広さはほんま父譲りだなあって思った」
「龍剛くんの立ち姿、あまりにも中村憲剛の生き写しすぎる」
「龍剛くん、憲剛さんの面影あるなぁ」
「龍剛くんパパそっくり!」

■「父親のためにこのような素晴らしい引退試合を」

 中村龍剛は、試合後にマイクを持ってサポーターに挨拶。「(等々力は)初めてだったんですけど、気持ちよかったです」と語ると、「すごいめちゃくちゃ緊張した」とも明かす。
 さらに、「まずは父親のためにこのような素晴らしい引退試合を開いていただき、本当にありがとうございます。自分ももっと頑張るんで、中村親子ともども応援よろしくお願いします」とサポーターに感謝の言葉も述べている。

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