マルティネスは今季2度目のセーブ王に輝いた(C)産経新聞社 去就が注目されていた中日の絶対守護神、ライデル・マルティネスがチームを退団、巨人に入団することが確実となった。【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン 14日まで…

 

マルティネスは今季2度目のセーブ王に輝いた(C)産経新聞社

 

 去就が注目されていた中日の絶対守護神、ライデル・マルティネスがチームを退団、巨人に入団することが確実となった。

【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン

 14日までに同投手から中日球団に断りの連絡が入ったとされる。

 マルティネスをめぐっては中日球団も4年総額40億円超の高額契約を提示し、引き留めに図っていたとされるが、ソフトバンク、DeNA、巨人が獲得候補に挙がる中、ソフトバンクがまず撤退。その後、巨人が有力な移籍先として浮上していた。

 マルティネスは17年に育成選手として中日に入団。18年に支配下登録されると、19年からはリリーフに定着し、22年には39セーブで初のセーブ王に輝くと今季も60試合に登板し、防御率1.09、43セーブを挙げ、2年ぶり2度目のタイトルを獲得していた。

 そして巨人に入団するとなれば、他球団垂涎の「勝利の方程式」が構築されそうだ。

 9回に絶対守護神を置くことで、前倒しで8回にここまで守護神を務めてきた大勢を配置することも可能になる。

 またチームのブルペンでは今季20ホールド以上記録した投手が5人生まれたことも話題となった。

 アルベルト・バルドナード(26H)、高梨雄平(25H)、新人王にも輝いた船迫大雅(22H)、西舘勇陽(20H)、シーズン終盤から勝利の方程式に加わったカイル・ケラー(20H)とこれまで課題とされていた救援投手陣の底上げがしっかり果たせたことも4季ぶりのリーグ優勝の大きな要因となった。

 この布陣に加え、絶対守護神のマルティネスが加わるとなれば、後ろを固める投手陣はさらに厚みが増すことに。 
 
 阿部慎之助監督が目指す守りの野球を固める意味でも最強のピースとなりそうな、マルティネスの合流。

 他球団にとっても厄介な存在となりそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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