2024年の国内女子ツアーは37試合が組まれ、41万5998人のギャラリー総数を記録。1試合あたりの平均は1万1243人で、38試合だった昨年の1万1565人を下回った。大会単位の総ギャラリー数では、大型連休のゴールデンウィークに重なった…
2024年の国内女子ツアーは37試合が組まれ、41万5998人のギャラリー総数を記録。1試合あたりの平均は1万1243人で、38試合だった昨年の1万1565人を下回った。
大会単位の総ギャラリー数では、大型連休のゴールデンウィークに重なった5月「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が3万5380人を動員して断トツのトップ。17年(4万1484人)に次ぐ大会2番目の動員数を記録し、今年2番目の「日本女子オープン」の2万523人を大きく引き離した。
19試合が組まれた3日間大会に限ると、1万9365人が入った「住友生命 Vitality レディス 東海クラシック」が1位。渋野日向子が5年ぶりに出場した「北海道meijiカップ」は、昨年比7057人増の1万1090人が来場した。
優勝者が決する大会最終日のギャラリー数トップ3は以下の通り。
3位「日本女子オープン」 7154人
会場:大利根カントリークラブ(茨城県)
昨年1位(9127人/福井県・芦原ゴルフクラブ)だったナショナルオープンが3位にランクイン。年間女王に輝いた竹田麗央が国内メジャー2勝目を飾った一戦は、3日目を終えて竹田と山下美夢有が首位に並ぶ展開だった。
「いつか海外メジャーで優勝したいので」竹田麗央が“日本タイトル年間2勝”
2位「資生堂 レディスオープン」 7752人
会場:戸塚カントリー倶楽部(神奈川)
都心からアクセス良好の4日間大会が昨年(8349人)と同じ2位に入った。週末2日間に限っても、1万5250人はワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(1万6705人)に次ぐ2番目の動員数を記録した。
1位「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」 8549人
会場:茨城ゴルフ倶楽部(茨城県)
今季国内メジャー初戦がトップの動員数を記録。悪天候だった昨年は2756人に落ち込んだ最終日のにぎわいが戻り、多くのギャラリーが会場を埋め尽くした。なお、2日目は今年唯一の1万人超えとなる1万1721人が来場。2日目としては、18年(1万2597人)、17年(1万2202人)に次ぐ大会3番目の大入りとなった。