清宮は規定未達ながら自己ベストの打率.300、OPS.898をマーク 日本ハム・清宮幸太郎内野手が7年目の今季、充実の1年を過ごした。怪我で出遅れ規定打席には到達できなかったが打率.300、OPS.898などはキャリアハイ。野球日本代表侍ジ…

清宮は規定未達ながら自己ベストの打率.300、OPS.898をマーク

 日本ハム・清宮幸太郎内野手が7年目の今季、充実の1年を過ごした。怪我で出遅れ規定打席には到達できなかったが打率.300、OPS.898などはキャリアハイ。野球日本代表侍ジャパンに選出され、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場した。25歳の躍動に、ファンは「生粋のアーチスト」「後半チームを救った」「来年は3割30本100打点期待してる」と声をあげた。

 プロ7年目の今季はキャンプ直前の怪我で出遅れた。4月19日に1軍昇格したものの、打率.083(24打数2安打)、0本塁打2打点と状態が上がらず5月6日に2軍降格した。

 6月11日に再昇格し、徐々に調子を上げた。7月9日の西武戦で1号を放つなど、月間打率.383(47打数18安打)、3本塁打。8月は7本塁打、9・10月は5本塁打をマークした。7月以降は67試合で15発。年間32発ペースだった。最終的には89試合で打率.300(290打数87安打)、15本塁打51打点、打率だけでなく、出塁率.374、長打率.524、OPS.898、得点圏打率.394も自身最高の成績を残した。

 ポストシーズンでも躍動した。ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは打率.333(12打数4安打)でファイナルステージ進出に貢献。お立ち台で涙を流した。プレミア12では出番が限られ打率.200(15打数3安打)に終わったが、貴重な経験を積んだ。

「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに「清宮幸太郎『ついに開花!! 夢をのせた2024ホームランまとめ』」として映像を投稿すると、ファンは続々反応。「宝石のような清宮」「ドラ1で獲得した時にファンたちが描いていた姿」「再来年のWBCに文句なしで選ばれるくらい来年は活躍してくれ」「清宮の弾道は日本一」「規定未達とはいえ3割15本はガチで立派」「美しいフォームから放たれる芸術的な放物線」「後半戦の清宮はまさに神だった」「来年もっと進化したら間違いなく日ハムは優勝する」とコメントが寄せられている。8年目の来季はどんな姿を見せてくれるだろうか。(Full-Count編集部)