井上とのタイトルマッチに向け、準備万端だったグッドマン。(C)Lemino/SECOND CAREER 予期せぬアクシデントが発生した。 現地時間12月13日、今月24日に東京・有明アリーナでプロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王…
井上とのタイトルマッチに向け、準備万端だったグッドマン。(C)Lemino/SECOND CAREER
予期せぬアクシデントが発生した。
現地時間12月13日、今月24日に東京・有明アリーナでプロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（大橋）との大一番に臨む予定だったIBF・WBO世界同級1位サム・グッドマン（オーストラリア）が左目を負傷。複数の豪メディアでは、試合開催が不透明な状況になったと伝えられている。
【動画】痛々しい左目の裂傷…井上戦を控えたグッドマンの負傷シーン
本人が「キャリアで一番の試合」と意気込むメガマッチに向け、準備は万端だった。現地時間12月14日に日本に向け、出発を予定していたグッドマンは母国内での最終調整のためにスパーリングを敢行。そこで左目を深くカットする重傷を負った。
豪スポーツ専門局『FOX Sports』などが報じた映像では、相手がグッドマンの異常に気付きスパーリングをストップ。ヘッドギアを外すと左まぶたから大量出血。本人は荒々しい言葉で「大丈夫だ。やれる」と主張したが、見かねたトレーナーたちが練習を中断。「このまま戦い続けることは不可能だ」と報じる同局によれば、グッドマンのプロモーターを務めるマット・ローズ氏は、井上陣営と連絡が取れ次第、試合の延期を要請するという。
ショッキングなアクシデントによって事態が急変した今回のマッチメイク。現時点で井上とグッドマンの“決戦”の日程が変更されるかどうかなどの発表はないが、果たして、どのような結論が下されるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】井上尚弥をピリつかせた“冴えない発言”の真意 挑戦者グッドマンが母国メディアで再強調「俺はぐるぐると逃げ回る気はない」
【関連記事】井上尚弥は「世界最高だ」 再び井上尚弥戦を回想したフルトンが漏らした“本音”「あの体重でやるべきじゃなかったのかも…」
【関連記事】フェザー級の米逸材に訊いた「井上尚弥」 誰もが“打倒”を謳うモンスターとの近未来を「集中すべきではない」と語る理由【現地発】
