元サッカー日本代表MF中村憲剛氏の引退試合が、12月14日に行われる。サッカーでは異例のスタメン前日発表と、そのメンバーの豪華さに、多くの人が驚きの声を上げた。 2024年のJリーグが終了した。2シーズン続けてまったく同じメンバーで戦うこ…
元サッカー日本代表MF中村憲剛氏の引退試合が、12月14日に行われる。サッカーでは異例のスタメン前日発表と、そのメンバーの豪華さに、多くの人が驚きの声を上げた。
2024年のJリーグが終了した。2シーズン続けてまったく同じメンバーで戦うことはなく、クラブを去るのみならず、中には引退を決意する選手もいる。
サッカー選手にとって引退は、逃れられない宿命だ。ただし、中には負傷などで泣く泣く引退せざるを得ないケースなどもあり、サッカーをやり切ったと感じてスパイクを脱ぐ選手は幸福であると言えるだろう。
さらに幸せなのは、引退試合を行える選手だ。Jリーグでは、「引退試合は、公式試合および天皇杯全日本サッカー選手権大会において通算 500 試合以上の出場実績を達成した選手、またはJリーグで活躍し、Jリーグの発展に著しく貢献した選手を対象として開催する」と定められている。高い壁を乗り越えた選手だけが、引退試合を行う栄誉に浴することができるのだ。
中村氏も、そんなひとりだ。川崎フロンターレ一筋で18シーズンにわたってファンに喜びを提供。クラブのバンディエラであるのみならず、日本サッカー界の宝として、14日に引退試合を行う。
幸せぶりに輪をかけるのが、集まる仲間たちの豪華さだ。前半は日本代表でのチームメイトであった「JAPANフレンズ」が2チームに分かれて対戦し、後半は川崎の同僚だった「KAWASAKIフレンズ」が、やはり2チームに分かれて試合を行う。数々の栄光を手にした選手たちであり、ものすごい顔ぶれになることは約束されていた。
その名前を聞くだけでも圧倒されてしまうが、さらなる驚きの提供が、試合前日にスタメンを発表したことだ。多くのレジェンドの中からスタメンに選ばれることだけでも、参加者にとっては光栄なことだろう。
■「これはえぐすぎ」
JAPANフレンズには、ワールドカップでも輝きを放った選手がずらり。その中から選ばれたメンバーが引退試合の公式SNSで発表されると、早くもファンの興奮がマックスに達した。
「めっちゃ豪華メンバー!」
「これはえぐすぎ」
「我那覇大黒のツートップは今川崎的にアツいかも!」
「1番好きだった代表世代」
「異次元フェスだ」
「過去にこんな豪華すぎる引退試合があっただろうかってくらいやばいなこれ」
「ワクワクが止まらん」
豪華すぎる引退試合は12月14日、中村氏が愛するUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで、14時にキックオフとなる。