ロバーツ監督はT・ヘルナンデスとの再契約に期待 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、FAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手の去就が注目される中、ウインターミーティングでは再契約に期待をこめた。2年連続の世界一に向けて欠かせない存在に…

ロバーツ監督はT・ヘルナンデスとの再契約に期待

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、FAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手の去就が注目される中、ウインターミーティングでは再契約に期待をこめた。2年連続の世界一に向けて欠かせない存在に、再契約が叶わなければ「私は非常にガッカリするだろう」と話した。

 32歳のT・ヘルナンデスは1月に1年2350万ドル(約35億3000万円)でドジャース入り。主軸として自己最多33本塁打を放ち、154試合出場、打率.272、99打点をマークした。ポストシーズンでも16試合で打率.250、3本塁打、12打点を記録し、チームの4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 FA市場では、今オフの目玉だったフアン・ソト外野手のメッツ入りが決定。ソトに次ぐクラスの注目選手であるT・ヘルナンデスの金額はここにきて上昇しているとも報じられている。

 さらに、12日(同13日)には地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者が「両者には年平均の年俸と契約金について(意見が)分かれたままであると、情報筋が伝えている。その上、ヘルナンデスはいかなる後払いも求めていない」と、後払いを望む球団と、望まないT・ヘルナンデスとの間に意見の相違があると伝えた。

 指揮官はウインターミーティングでは「私は期待を寄せている。間違いなく、テオは特に、本当にとてつもないシーズンを送った。その活躍もあって、彼は行きたい球団を選ぶ上で、適切な立ち位置にいる。異なる契約や機会について彼は調べているところだろう。もし彼が我々の元に戻ってこなければ、私は非常にガッカリするだろう」とコメント。勝負強い“テオ”はドジャースに戻ってくるだろうか。(Full-Count編集部)