卓球男子の松島輝空は、夏のパリ五輪ではリザーブメンバーに選出。直近の世界ランキングでは日本勢4番手の33位につけるなど、次回のロサンゼルス五輪に向けて期待がかけられている。そんな17歳の大器はさらなるレベルアップを求めて中国超級リーグに挑戦…

卓球男子の松島輝空は、夏のパリ五輪ではリザーブメンバーに選出。直近の世界ランキングでは日本勢4番手の33位につけるなど、次回のロサンゼルス五輪に向けて期待がかけられている。

そんな17歳の大器はさらなるレベルアップを求めて中国超級リーグに挑戦中。世界ランクでトップ10に入る中国選手を倒し、現地メディアも注目を寄せている。

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■第2、4マッチで2点取り

松島は12日に行われたリーグ戦第1ステージに江蘇中超電纜の一員として出場し、仙頭明潤戦の第4マッチで対したのは世界ランキング10位の林高遠。男子屈指のサウスポーに対して、11-8、11-7、11-9でストレート勝ち。第2マッチで勝利していた徐海東戦に続いて2点取りとなった。

中国メディアの『捜狐』は「卓球超級リーグ:林高遠が悲劇的な敗北を喫した。17歳の日本選手に0-3で敗れ、ソラ・マツシマが2連勝」とこの一戦を報道。松島の戦いについて、「非常に積極的にプレーして、林高遠の守備を次々に打ち破り、若手らしい勢いを見せた」と攻撃的な戦いを評している。

また、記事内では、「2007年生まれのソラ・マツシマはまだ17歳ながらトモカズ・ハリモトなどの有名選手を何度も破っており、多くのファンから注目されている選手」と日本のホープであることを紹介し、「今後10年間、あるいはそれ以上重要な選手として対戦する」と中国のライバルになり得る存在だと見ている。

日本男子の次世代エースの候補にも挙がる松島。中国で研鑽を積む17歳が、ロス五輪に向けてさらなる飛躍を迎えるのか。

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