米ツアーを主戦場とする西村優菜が13日、スポンサー契約を結ぶ住友生命の都内本社を訪問。今季のバーディ数とイーグル数に応じた寄付金を、一般社団法人日本プロキャディー協会へ贈呈した。この取り組みは、「西村優菜 Birdie Donation …
米ツアーを主戦場とする西村優菜が13日、スポンサー契約を結ぶ住友生命の都内本社を訪問。今季のバーディ数とイーグル数に応じた寄付金を、一般社団法人日本プロキャディー協会へ贈呈した。
この取り組みは、「西村優菜 Birdie Donation for Future Supported by 住友生命」の名前で社会貢献活動として実施。同協会の代表理事、森本真祐氏に目録を贈呈し、「自分がジュニアの時にプロキャディさんにマネジメントを教えてもらえる機会がなかなか無かったので、それができると良いと思った。ジュニアのレベルがもっともっと、上がればいいなと思います」と話した。
森本氏は感謝とともに、「今後ジュニア育成の資金として活用させて頂き、第2、第3の西村優菜選手が登場するよう、お手伝いをさせてもらえれば」と思いを語った。
自身については、11月「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」を終えて休む間もなく来季に向けて始動。12月初旬には宮崎合宿を行い、来年1月は海外での合宿を視野に入れてラウンドをこなし、新シーズンに備えるつもりだ。
「ことしは優勝を目標にスタートして、それがすごく遠かった一年。自分のショットが中々まとまらなくて苦戦した。来年は、自分の強みを生かせるゴルフをしたい」と意気込んだ。
米ツアー初優勝をかけて臨む来季は、日本人選手が大幅に増える。前週行われた2025年の米国女子ツアー出場資格を争う最終予選会では、山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、馬場咲希の5人が通過。「心強さもあるし、みんなが負けたくないという気持ちでやっていると思う。自分もそういう気持ちがあるし、来年も優勝目指して頑張りたい」。環境の変化も刺激に変えて、新シーズンこそ優勝を勝ち獲りたい。(編集部・谷口愛純)