【WWE】RAW（12月9日・日本時間10日／カンザス・ウィチタ）【映像】悪女レスラー、狂気の場外ぶん投げ 悪女王者の狡猾なテクニック。相手の勢いを使い場外へ放り投げてステップへと顔面を激突させる”魔性のインサイドワーク”で対戦相手も顔面を…
【WWE】RAW（12月9日・日本時間10日／カンザス・ウィチタ）
悪女王者の狡猾なテクニック。相手の勢いを使い場外へ放り投げてステップへと顔面を激突させる”魔性のインサイドワーク”で対戦相手も顔面を強打。落下直後のエグい「ドーン」という激突音に実況陣にも緊張が走った。
WWE「RAW」で、女子王者リヴ・モーガンとダコタ・カイが対戦。ダコタが善戦するも、リヴの老獪なスカし技で派手に場外へ落下しヒヤリとするひと幕があった。
リヴとのタイトル戦を控えるイヨ・スカイと同じ”ダメージCTRL”所属のダコタにとっては前哨戦でイヨへの援護射撃がしたいところ。スピーディーな展開のなかダコタはアームドラッグ2連発、フライングメイヤー、ジャックナイフ式エビ固めと積極的な滑り出し。
防戦一方の女王リヴは早くも息切れ気味にコーナーポストに向かって逃げ腰となんとも情けない状況だが、これは”狡猾な悪女”らしい罠だった。勢い良く突進してきたダコタのスピードをいなすように両手を添えるように場外へと放り投げ。自分の速度とリヴの肩透かしにあったダコタは、ど派手にトップロープを超えて場外目掛けて真っ逆さま。ポストの下に設置されたスチール製のステップ目掛けて顔面を強打する。
落ちた瞬間「ドーン」と鈍い激突音。ABEMAのWWE実況を務める藤沢俊一郎アナウンサーもヒヤリとするシーンに「ステップに顔面打ち付けましたか」と反応、解説のもりおは「ちょっと危ないですね。ダコタはケガから完治していないんですよね」と復帰まもない状況を知ってか心配そうに語った。
それでもひと味違うキレのある動きをみせたダコタは得意のスコーピオンキックや、丸めこみなど次々と繰り出し王者を翻弄。その後もトップロープからの攻撃を迎撃の高速パワーボムで返すなど次々と見せ場を作る。
試合的にはやられるシーンが目立つリヴだが、王者らしい一瞬の隙をつく必殺の「オブリビオン」でカウントスリー。一方、復帰間もないダコタは惜しくも敗戦するも、試合感は戻りつつあるか大健闘をみせた。 （ABEMA／WWE『RAW』）
