お笑い芸人の麒麟・川島明がMCを務める特別番組「麒麟川島のイチバングランプリ~俺たちに有馬記念をしゃべらせろ!~」(関西ローカル)が12月15日(日)午後4時30分からカンテレで放送される。 この番組では、来週12月22日(日)に迫った中…

 お笑い芸人の麒麟・川島明がMCを務める特別番組「麒麟川島のイチバングランプリ~俺たちに有馬記念をしゃべらせろ!~」(関西ローカル)が12月15日(日)午後4時30分からカンテレで放送される。

 この番組では、来週12月22日(日)に迫った中央競馬・年末のG1グランプリ「第69回有馬記念」を前に、競馬をあまり知らない人に有馬記念の魅力を伝えるべく、競馬を愛する芸能人たちが“思い出の有馬記念”を熱くプレゼンしていく。

 今回プレゼンターとして、ミルクボーイ・内海崇、森脇健児のほか、落語家の林家希林、声優のLynnらバラエティー豊かなメンバーが、過去68回のレースの中から2つのテーマに沿って、自身の思い出の有馬記念を厳選!そして、競馬初心者代表として、ミルクボーイ・駒場孝と俳優の本田望結が参加し、MC川島とともに「この人のプレゼンが聞きたい!」と思うプレゼンターを指名。指名されたプレゼンターには、レースの秘蔵映像と共に思いの丈を存分に語るというものだ。

 1つ目のプレゼンテーマは【イチバンのラストラン】。有馬記念は1年の最後を締めくくるビッグレースということもあり、これまで数多くの名馬たちがこのレースを最後に第一線から去っていった。数々のドラマチックなラストランの中から、オルフェーヴルが2着に圧倒的な差をつけて勝利した2013年のレースや、レジェンド・武豊騎手とキタサンブラックのタッグに熱い実況が飛んだ2017年のレースなど、4つの名ラストランがプレゼン候補に挙がる。

 2つ目は【超~個人的!イチバンの有馬記念】。ライバルとの戦い、大レースゆえの大胆な挑戦、誰もが驚く大波乱…など、人それぞれに違った視点でたくさんの思い出がある有馬記念。このテーマでは、2023年に調教師へ転身した元騎手の福永祐一さんの有馬記念ラストランとなった2022年のレースや、芦毛の怪物と呼ばれながらも低迷にあえいだ名馬オグリキャップが、奇跡の復活を果たした1990年のレースなどが候補に挙がる。

ドウデュースの引退式を有馬記念の後に実施

川島「あと2時間欲しかった」


(左)番組MCを務めた麒麟の川島明 (C)カンテレ

 収録後、川島は「あと2時間欲しかったですね。2時間とハイボールがほしかったです(笑)」と、まだまだ話し足りない様子。今回のプレゼンで、新たな発見はあったか聞いてみると「こういうプレゼンでジョッキーを出してきたのは初めてでしたね。こういうアンケートの答え方したんや!?っていう(笑)。素晴らしかったです。そういう切り口もあるんだ!と。じゃあ次は調教師さん出してほしいなとか、今後の展開が広がりましたね」と、意外なプレゼン内容に驚きつつ今後にも期待を寄せ、「毎年ミルクボーイと一緒にやらせてもらうのも楽しみですし、有馬記念っていうのは結果出るまでが有馬記念なのでね。(開催直前の)この時期から有馬記念のお仕事をさせてもらうのが夢でしたので、毎年続けていきたいです」と意欲を語った。

 ミルクボーイ・内海は「改めて自分で熱意持って伝えながらレースの映像を見ると、本当に感動してしまいまして。ちょっと泣きそうになる瞬間が何度もありましたね」と、歴代の名場面に込み上げるものがあったそう。また、「他の人のプレゼンを見て、やっぱり競馬に対する熱さが分かったのがよかったですね。あと森脇さんのプレゼンのなにわ節がホンマにすごかったです。(スティーヴ)ジョブズぐらい動いてました(笑)」と、森脇の熱弁に圧倒されたようだった。一方、競馬初心者と言いつつ、実は競馬番組への出演は12年以上になるミルクボーイ・駒場は「(競馬を)知らない顔がいよいよできない…(笑)」と笑いながら、「SNSとかで自分も競馬知らないけど、駒場さんみたいな人と一緒に見られるのが良いですってたまにメッセージいただいたりするんです。なので、13年目もまだまだ初心者代表としてやっていきたいと思います(笑)」と、競馬初心者としての決意(?)を新たにしつつ、「競馬好きの皆さんの思いを毎回間近で見ることできるので、僕も知らないなりに毎年この番組楽しみにやらせてもらってます。また違うレースのプレゼンも聞きたいですし、魅力にしっかりハマってます」と、今回のプレゼンをしっかり楽しんだようだった。

 「ウマ娘 プリティーダービー」などの人気アニメに多数出演する声優・Lynnは、「こういう場は初めてなのでめちゃくちゃ緊張しました。普段は自分のソロラジオとかで1人で勝手にしゃべっているだけなので、こうして皆さんにプレゼンするっていう初めての体験で、自分の思いを伝えられて良かったです。皆さんと一緒に好きなレースを見ながら盛り上がれたので、めっちゃ楽しかったです!」と、普段あまりないプレゼンターとしての番組出演を振り返った。

 最後に川島は、「有馬記念は、普段競馬をやっていない人も、見れば全員楽しめますし、もちろん競馬ファンにとっては総決算みたいなレースです。特に今年は日本を牽引してくれたドウデュースがラストランで、武豊さんが騎乗されます。これを地上波で、無料で見られるっていうこと、こんな贅沢なことはないです!100円でも馬券を買って番組を見ていただけると、数倍楽しめると思います!」とアピールした。