群馬クレインサンダーズに所属する辻直人が、12月11日に行われたB1リーグ第11節のレバンガ北海道戦で史上4人目となるB1個…
群馬クレインサンダーズに所属する辻直人が、12月11日に行われたB1リーグ第11節のレバンガ北海道戦で史上4人目となるB1個人通算900回3ポイントシュート成功を達成した。
試合開始前時点で897本と記録達成まであと3本まで迫っていた辻は、第3クォーターに2本の3ポイントに成功。第4クォーターには56-56と同点の場面で相手を突き放す3ポイントを沈めてみせた。この3ポイントをきっかけに、その後チームは一度もリードを譲ることなく勝利。辻の900本目の3ポイントはメモリアルであると同時に、試合の流れを大きく引き寄せる重要な1本となった。
試合後の会見で記録達成について質問された辻は「今日は意識していました」とコメント。残り本数も認識していたようで「家を出る時に3本決めてくるわって子どもたちにも言ってですね、見事3本だけ決めることができました。良かったです」と喜びを表した。
また、「いろんな3チームを渡り歩いてきて、チームメートに恵まれて。また、この群馬のホームコートで達成できたっていうのもとてもうれしく思います」と、歴代のチームメートたちへのリスペクトも欠かさなかった。
今月は3ポイントに関する記録達成が相次いでおり、12月1日に岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)、8日に安藤誓哉(島根スサノオマジック)がそれぞれB1通算900本目の3ポイントに成功。7日には富樫勇樹が史上初となるB1通算1100本目の3ポイントを沈めてみせた。
Bリーグを代表するシューターたちはどこまで記録を伸ばしていくのか、多くのファン・ブースターが注目しているだろう。