アレナドは移籍希望、代理人のウルフ氏「どこでもいいわけではない」 カージナルスで通算341本塁打を誇るノーラン・アレナド内野手はドジャース入りするのか。ロッキーズ時代の2019年2月に8年総額2億6000万ドル(約396億円)で契約延長。2…
アレナドは移籍希望、代理人のウルフ氏「どこでもいいわけではない」
カージナルスで通算341本塁打を誇るノーラン・アレナド内野手はドジャース入りするのか。ロッキーズ時代の2019年2月に8年総額2億6000万ドル(約396億円)で契約延長。2026年まで契約を残しているが、今オフにトレード放出される可能性が出てきている。鍵を握るのがアレナドの持つ全球団へのトレード拒否権だが、トレードを許可する6球団が判明。大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースも含まれた。MLB公式サイトが伝えている。
アレナドの代理人を務めるのはお馴染みのジョエル・ウルフ氏だ。アレナドが持つ希望を打ち明けた。
「彼が移籍を希望しないチームは複数ある。ノーラン(アレナド)はコンバートして一塁のプレーも受け入れるつもりだ。三塁や遊撃も。一塁にコンバートされたらゴールドグラブを獲得したいようだ。多くのチームがユーティリティ性を重視しているからね」
これまで三塁手として10度のゴールドグラブ賞に輝いたが、まさかのコンバートOK。ウルフ氏は「カージナルスは彼の移籍に乗り気だ。ノーランも適切なチームであれば、移籍を強く希望している。どこでもいいわけではない。彼はトレード拒否権を持っている。彼の権利だ」と続けた。
トレードを許可する6球団にはドジャースをはじめ、パドレス、エンゼルス、フィリーズ、メッツ、レッドソックスが挙がっているという。「現時点でコンテンダー、そして彼のキャリアを通じて勝ち続けられると彼が考えるチームだ」と、ウルフ氏は話している。
一方、ドジャースはどうか。アレナドが加入となれば、マンシーとポジションが被る。だが、通算195本塁打の左のスラッガーは受け入れるつもりのようだ。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、「試合に出続けることができれば、誰を獲得してくれたっていい。このポジションしか守らないと言ったことはない。試合に出場できれば、左翼、右翼、一塁だって守るよ」と発言。自身も三塁のポジションにこだわらないつもりのようだ。(Full-Count編集部)