◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)1週前追い切り=12月12日、美浦トレセン ブリーダーズカップターフ2着のローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、新コンビのトム・マーカンド…

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)1週前追い切り=12月12日、美浦トレセン

 ブリーダーズカップターフ2着のローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、新コンビのトム・マーカンド騎手を背にウッドコースで追い切り。サンダーアラート(3歳2勝クラス)を2馬身追走し、直線で外に進路を取ると馬なりのまま併入した。序盤は少し頭を上げるしぐさもあったが、落ち着きを取り戻してからは力強いフットワーク。タイムも6ハロン79秒6―11秒5と上々で、海外帰りでも調子の良さをうかがわせた。

 マーカンド騎手は「初めて乗ったけど、ストライドが大きくていい馬だなと感じました。2500メートルという距離はギリギリかもしれないけど、前走も活躍しているしチャンスはあると思います。有馬記念は外国から見ても日本で一番のG1。こういう素晴らしい馬に乗せてもらえることを、感謝しています」と、言葉に力を込めた。