テゲバジャーロ宮崎は12日、柏レイソルからMF加藤匠人(25)を完全移籍で獲得した。 加藤はU-12から柏の下部組織に所属。トップチーム昇格とはならず筑波大学に進学したが、2021年から特別指定選手として柏のトップチームでプレーすると、翌年…
テゲバジャーロ宮崎は12日、柏レイソルからMF加藤匠人(25)を完全移籍で獲得した。
加藤はU-12から柏の下部組織に所属。トップチーム昇格とはならず筑波大学に進学したが、2021年から特別指定選手として柏のトップチームでプレーすると、翌年には正式加入を果たした。
2022シーズンは公式戦16試合に出場したが、2023シーズンは出場機会が減少すると、2024シーズンは福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍。福島では明治安田生命J3リーグで14試合、天皇杯で2試合に出場し1得点を記録していた。
加藤は3クラブを通じてコメントしている。
◆テゲバジャーロ宮崎
「宮崎の皆様、はじめまして。福島ユナイテッドFCから加入する加藤匠人です。自分の特徴であるキックの質や縦パス、チャンスメイクでチームの勝利、そしてJ2昇格へ貢献できるように全力で取り組みます。宮崎は人生で1度しか訪れたことがない場所(2024年シーズン第2節)なので、サッカーだけでなく宮崎の街の魅力なども体験しながら発信していけるように頑張っていきます。2025年シーズンよろしくお願いします!」
◆柏レイソル
「レイソルサポーターの皆様。アカデミー時代を含めて10年間ありがとうございました。2024シーズンは福島に期限付き移籍をしていましたが、レイソルの試合は毎週観ていました。レイソルに戻って活躍する目標を立てて、福島でチャレンジすると決めて移籍しましたが、結果を残すことができず悔しい1年となりました。アカデミー時代から目標としていたプロサッカー選手としてレイソルでプロデビューし、憧れの日立台のピッチに立てたことは一生の誇りです。レイソルのことが好きなのはこれからもずっと変わらないので、移籍しても毎週試合をチェックすると思います。またいつか日立台のピッチに立てるように努力して、新たな地で精進します。本当にありがとうございました!」
◆福島ユナイテッド
「1年間熱い応援をありがとうございました。試合だけではなく、練習場での会話や差し入れなど、福島のファン、サポーターのみなさまのあたたかさがとても力になりました。自分のサッカー人生の中で1番うまくいかなかった時期を乗り越え、5,471名のファン、サポーターのみなさまと一緒に、とうスタで見た勝利の花火は一生忘れることはないと思います。寺田監督のもとで、新しいサッカースタイルや考え方を学んだこと、当たり前のようで忘れがちになってしまっていたサッカーの楽しさを日々の練習から感じることでき、本当に素晴らしくて刺激的な1年を過ごすことができました。来シーズンはライバルになりますが、とうスタや宮崎でまた会えることを楽しみにしています。ありがとうございました」