シーホース三河は12月11日(水)、ホームの刈谷市体育館でファイティングイーグルス名古屋と今季初の“愛知ダービー“を行なった。 1Qに12点のビハインドを背負う苦しい展開となるが、レイマン不在の中でガードナーが28…

 シーホース三河は12月11日(水)、ホームの刈谷市体育館でファイティングイーグルス名古屋と今季初の“愛知ダービー“を行なった。

 1Qに12点のビハインドを背負う苦しい展開となるが、レイマン不在の中でガードナーが28得点、オーガストが17リバウンドと奮起。最後まで接戦を演じたが、惜しくも1点差で敗れた。

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―試合結果―
2024年12月11日(水)
三河 ● 83 – 84 〇 FE名古屋
(三河通算成績 13勝6敗)

1Q 三河 20–32 FE名古屋

5本の3Pシュートを決められ、二桁リードを許す

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

FE名古屋に#11ヘンリーのダンク、#5バッツのファストブレイク、#8佐土原の1on1とバスケットカウントの連続得点で0-9とスタートダッシュを許す。

#54ガードナーが力強い1on1からバスケットカウントを獲得して初得点を挙げるが、セカンドチャンスからFE名古屋#23保岡に3Pシュートを決められて流れを変えられない。すぐに#13須田が3Pシュートで対抗するも、再び#8佐土原がポストアップから得点を挙げる。

#19西田(優)はFE名古屋#8佐土原の1on1をブロックショットで止めると、オフェンスでも立て続けに3Pシュートを沈めて12-16と追い上げる。

しかし、FE名古屋#11ヘンリーを止められず、さらに#5バッツのポストプレーを起点に#21笹山に連続で3Pシュートを決められて点差を二桁に広げられる。

残り1分、#54ガードナーが力ずくでインサイドをこじ開けるが、その後もFE名古屋の得点を止められず、10分間で32失点。12点ビハインドで最初の1Qを終えた。

2Q 三河 44–48 FE名古屋 (三河 24–16 FE名古屋)

セカンドユニットの堅守で巻き返し、シーソーゲームに持ち込む

スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

#32シェーファーがドライブでチームを勢いづけると、怪我から復帰した#27石井の3Pシュート、カットインの連続得点で26-34と追撃開始。機動力を生かしたディフェンスでFE名古屋にタフショットを打たせて、ディフェンスリバウンドから走る三河らしい形に持ち込み、#18角野が3Pシュートを射抜く。

FE名古屋のタイムアウト明けも、オールコートで激しくプレッシャーをかけてターンオーバーを誘い、素早くオフェンスに転じて#27石井の3Pシュートで2点差に迫る。

さらに、#0オーガストがリバウンドで奮起。#54ガードナーがファウルを受けながらタフショットを沈めて、35-36と1点差に肉薄する。

残り3分、#19西田(優)がFE名古屋#11ヘンリーにマークされながらも果敢にリングへアタック。このリバウンドを#0オーガストがもぎ取って37-36と逆転に成功。

その後は一進一退の展開に。三河が#0オーガストのカットインで前に出れば、FE名古屋は#0オルジョビの3Pシュートで再逆転。#19西田(優)のドライブ、#54ガードナーのバスケットカウントでリードを奪い返すと、FE名古屋も#3並里のフリースローで応戦。FE名古屋#0オルジョビにブザービーターを沈められて4点ビハインドで後半に入った。

 

3Q 三河 66–66 FE名古屋 (三河22–18 FE名古屋)

ガードナーの強さを発揮、同点で最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

リバウンドからFE名古屋に先制されるが、#11久保田のキックアウトから#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて対抗する。

#11久保田のドライブ、#19西田(優)と#0オーガストのアリウープで魅せ、会場を沸かせるが、三河に流れが傾きかけると、FE名古屋#11ヘンリー、#0オルジョビの得点で盛り返され、なかなか逆転するには至らない。

残り4分、FE名古屋#8佐土原のゴール下でリードを7点に広げられるが、#18角野の3Pシュート、#54ガードナーのドライブで2点差に詰め寄る。

残り2分半、#54ガードナーが3人に囲まれながらリバウンドをねじ込み、62-62の同点に。FE名古屋は#11ヘンリーの個人技で突き放しにかかるが、#7長野がボーナススローで追随。両者譲らず、66-66の同点で最終Qを迎えた。

4Q 三河 83–84 FE名古屋 (三河 17–18 FE名古屋)

エース・西田(優)を中心に果敢に攻めるも、1点差で惜敗

スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

#7長野と#54ガードナーの2メンゲームで先手を取る。FE名古屋#21笹山にディープ3Pシュートを決められるが、#27石井の合わせで渡り合う。

70-69のままスコアが動かないじりじりとした時間が続くが、アンスポーツマンライクファウルのフリースローをFE名古屋#23保岡に2本とも決められ、再びリードを奪われる。

4点のビハインドで迎えたオフィシャルタイムアウト明けは、エース#19西田(優)を中心にオフェンスを展開。#19西田(優)とのコンビプレーで#54ガードナーが得点するも、FE名古屋#8佐土原の3Pシュートでリードを5点に広げられる。

残り2分半に#19西田(優)が強気のドライブでワンポゼッション差に。さらに#19西田(優)はタイトなディフェンスでFE名古屋#11ヘンリーを封じ、そこからオフェンスに転じて#19西田(優)の3Pシュートで79-79の同点に追いつく。

ファン・ブースターが大青援で選手にパワーを送ると、#7長野がオフェンスファウルを誘発。残り55秒に#54ガードナーとのピックアンドロールから#7長野が得点して81-79と前に出る。

残り33秒、#11ヘンリーの3Pシュートで再逆転されるが、#19西田(優)が鋭いドライブでフリースローを獲得して同点に追いつく。残り7秒間を守り切ってオーバータイムに持ち込みたいところだったが、FE名古屋#11ヘンリーにボーナススローを与えてしまい、1点差で惜敗した。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

今日の試合に関しては、自分たちのディフェンスはベストゲームではなかったです。

第1Qが特に良くなく、12点リードを与えた状態で試合が始まってしまうと、なかなか簡単な試合にはならないです。

第2,3,4Qに関しては、そこから取り戻してプレーできたものの、第1Qの点差があると、このようなタフな試合になってしまうと思います。

 

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