【静岡】サッカーJリーグでJ2降格が決まったジュビロ磐田の横内昭展監督(57)が、今季限りで辞任する。ジュビロが11日、発表した。J1残留を信じて声援を送り続けたサポーターに対して、「大変申し訳ない」とコメントし、引責辞任の形となった。 …
【静岡】サッカーJリーグでJ2降格が決まったジュビロ磐田の横内昭展監督(57)が、今季限りで辞任する。ジュビロが11日、発表した。J1残留を信じて声援を送り続けたサポーターに対して、「大変申し訳ない」とコメントし、引責辞任の形となった。
横内監督は、ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表のコーチを務め、森保一監督の右腕として16強入りを支えた。J2に降格した2023年にジュビロの再建を託され、1年でJ1への復帰を果たした。
今季は、勝ち点40とJ1残留を目標に掲げたが、夏場から降格圏の18位が定位置となり、10勝8分け20敗の勝ち点38だった。
残留へ望みを託した8日のサガン鳥栖戦に0―3で敗れた後、横内監督は、サポーターの声援に感謝し、選手をねぎらったうえで、「結果をつけてあげられなかった責任はすべて私にあると思っている」と話していた。
自ら辞任を申し出たといい、「必ずJ1に戻り、タイトルがとれる強いジュビロ磐田を築いてくれることを願っている」とコメントした。(青田秀樹)