大阪MV会見コメント 12月7日、8日に ヤマト市民体育館前橋(群馬県)で開催されたバレーボールSVリーグ、群馬グリーンウイングス対大阪マーヴェラスの試合後会見から、大阪マーヴェラスのコメントをお届けする。 試合は大阪マーヴェラスが…
12月7日、8日に ヤマト市民体育館前橋(群馬県)で開催されたバレーボールSVリーグ、群馬グリーンウイングス対大阪マーヴェラスの試合後会見から、大阪マーヴェラスのコメントをお届けする。
試合は大阪マーヴェラスが連勝。首位をキープしている。
大阪マーヴェラスは12日より地元Asueアリーナ大阪にて開催される令和6年度皇后杯にも出場する。
■GAME1
12月7日 群馬 1(20-25、25-21、17-25、11-25)3 大阪MV
●林琴奈選手(アウトサイドヒッター/オポジット)
相手が粘り強く、自分たちで「決まらない」と思い込んでしまった部分がありました。準備の遅さが目立ってしまいました。明日に向けて修正していきたいところです。ですが、アウェー戦で勝ち切れたことは良かったと思っています。
――その中でアタック決定率が5割超え。個人としての手ごたえは?
林:自分はフロント3枚のケースが多くなる位置(ポジション5)に入っています。
1本目を落ち着かせてくれている人がいて、2本目に精度よくトスを持ってきてくれる人がいて、私が決めきれていると思います。継続してやっていければと思います。
そういったお膳立てがある中でも今日の第2セットでは相手の1枚ブロックに掴まってしまいました。相手に流れが行ってしまうようなミスをなくしていきたいです。
――監督も変わりました。今季のマーヴェラスをどう感じている?
林:一人ひとり技術のある選手が集まっているチームです。誰が入ってもしっかり戦えるところが自分たちの強みだと思います。
今シーズンはリーグが長いですし、全員で戦っていきたいと思っています。
●西崎愛菜選手(リベロ)
特に第2セット、相手に押される場面が多くありました。第3セットはブロック&ディグの修正ができたので、自分たちのリズムが掴めたと思います。スタートから勢いよくいけるようにやっていきたいと思います。
――今シーズン、ここまでのプレーの感想は?
西崎:しっかり足も動いています。コミュニケーションでは「自分から発信する」ことを今シーズンは特に意識しています。
良いレシーブができるのも良いブロックがあってこそ。ブロッカーとのコミュニケーションをしっかり取っていますので、今シーズンは特に良い連携ができていると感じています。リーグを通してその部分をもっと成長させていきたいと思っています。
――「自分から発信する」というのは主にコート内の声掛けでしょうか?
西崎:そうですね。言っていることはありきたりな言葉かもしれませんが、そういう声掛けがリベロには大事になってくると思っています。今季は特に意識してやっています。
●塩出仁美選手(セッター)
アウェー戦ということもありスタートのところで少し相手の雰囲気やリズムに飲まれてしまう展開が多かった印象を持っています。
セット間に「自分たちのリズムでやっていこう」という話をして、後半にかけては修正ができました。
明日は出だしからしっかりの自分たちのプレーができるように、チーム全員で取り組んでいきたいです。
――第2セット、少し難しい場面から投入されました。どういうトスの配給で流れを変えようと思った?
塩出:点数的にも押されている展開でした。まずはコート内の雰囲気を変えたいと思って入りました。
自分たちのリズムに持っていくためにも声がけや、1点が決まった時の喜び方、そういうところでもチームの雰囲気を良くしたいという気持ちでやっていました。
トスの部分では、相手のミドルブロッカーの選手がしつこくついて来ていましたので、サイドの選手が気持ちよく決めてもらえるような配給を意識しました。
――アウェーでチームが受け身になる傾向がある?
塩出:そうですね。私はスタートをベンチから見ていたのですが、コートの外から見ていて「ちょっと静かだな」というか…コートの中が「落ち着きすぎてる」という感じを受けました。
相手が勢いを持ってスタートからハードワークをしてきたということもあるのですが、それを受けてしまう部分が少し多かったのかなと思います。
アウェーでも関係なく、出だしから自分たちの雰囲気、出したいリズムを作っていけるようにしなければ。そこはチーム全体の課題の一つなのかなと感じています。