【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 3-1 サントリーサンバーズ大阪(12月7日・男子第9節)【映像】“神業”サーブに相手がフリーズ まさに"1mmサーブ"とでも言うようなギリギリの一打。対角に打ち込まれたサーブに相手はアウトを確信したかの…

【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 3-1 サントリーサンバーズ大阪(12月7日・男子第9節)

【映像】“神業”サーブに相手がフリーズ

 まさに"1mmサーブ"とでも言うようなギリギリの一打。対角に打ち込まれたサーブに相手はアウトを確信したかのようにしゃがんでよけ、ボールを見送るも…まさかのサービスエースを受け、驚いたように振り返ると一瞬フリーズ。場内にチームメートの雄叫びが鳴り響いた。

 7日、大同生命SVリーグ男子9節が各地で行われ、ウルフドッグス名古屋はホームアリーナのエントリオにサントリーサンバーズ大阪を迎えた。3000人を超える観客が見守る中で生まれた注目のプレーは、第3セットの3-3で迎えた名古屋のサーブの場面だった。

 ピンク色のシューズを纏った山崎彰都がコート右奥からジャンプサーブを繰り出すと、対角に打ち込んだボールは左タッチライン上を捉えた。この一球は、まさに度肝を抜くようなサーブ。ボールを正面で見ていた大阪のミドルブロッカー・小野寺太志は、通過する前にがしゃがみ込んで"アウト"を確信。振り返って驚いた様子を浮かべると、レシーブには関わらない身長218cmのオポジット、ムセルスキー・ドミトリーも手を挙げてボールを見送った。

 しかし審判は愛知の得点を示し、コート中央には彼らの雄叫びが鳴り響いた。跳躍力、対空時間の長いプレーで存在感を放つ190cmのアウトサイドヒッターが見せたスーパーサーブにSNSで「ほんと、ボールコントロール上手いわぁ」とファンも反応。サーブで相手を崩すチームらしい得点に歓喜していた。このセットを25-22とした名古屋は、続く第4セットも奪って3-1で逃げ切り、圧巻の11連勝を飾った。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)