愛媛FCは10日、DF前野貴徳(36)との契約満了を発表した。 愛媛県松山市出身の前田は、愛媛の育成組織出身。立命館大学…
愛媛FCは10日、DF前野貴徳(36)との契約満了を発表した。
愛媛県松山市出身の前田は、愛媛の育成組織出身。立命館大学を経て2011年に愛媛へ加入すると、その後は鹿島アントラーズ、アルビレックス新潟とJ1でのキャリアを重ね、2018年から再び古巣への復帰を果たした。
復帰後も主力としてプレーしてきた前野だが、徐々に出場機会は減少。今季はJ2リーグ6試合出場、YBCルヴァンカップ1試合出場、天皇杯2試合出場の成績に留まっていた。
合計16年過ごした地元クラブを去ることが決まった前野は、クラブを通じてコメントしている。
「今シーズンも1年間、どんな時も熱い応援・サポート本当にありがとうございました。今シーズン限りで愛媛FCを退団する事になりました」
「小学6年生のスクールからJr.ユース、ユースの7年間、大卒後の2年間、そして帰ってきてからの7年間、計16年間、人生の半分近くを愛媛FCと共に歩んできたので、大好きな家族とお別れするのは寂しさもありますが、それ以上に幸せな思い出の方が多かったので、最高の愛媛FC生活でした!」
「このクラブで過ごした16年間、愛媛FCの勝利の為に闘ったと胸を張って言えますし、自分自身を誇りに思います。今後の事はまだわかりませんが、これからも自分なりに精一杯頑張っていきたいと思います」
「最後に、直接挨拶できなくて申し訳なく思っていますが、これからもクラブは進んでいきますので、スポンサーの皆様、サポーターの皆様、これからも愛媛FCをよろしくお願いします」