2025年のWRCにトヨタからトヨタGRヤリス・ラリー1でフル参戦することが発表されているサミ・パヤリが、新コ・ドライバーとしてマルコ・サルミネンを迎えることを自身のSNSで明かし、モンツァラリーショーに揃って参戦した。 パヤリは2024年…
2025年のWRCにトヨタからトヨタGRヤリス・ラリー1でフル参戦することが発表されているサミ・パヤリが、新コ・ドライバーとしてマルコ・サルミネンを迎えることを自身のSNSで明かし、モンツァラリーショーに揃って参戦した。
パヤリは2024年のWRCでは、エンニ・マルコネンとともに最終戦ラリージャパンでWRC2タイトルを獲得。さらにラリー1マシンでのデビューも果たし、いきなり好走を披露した。しかし、WRCジャパンのフィニッシュ直後に、マルコネンとのコンビ解消を発表。翌日に行われたトヨタの2025年WRC参戦体制発表会では、コ・ドライバーの名前は発表されていなかった。
パヤリは、ワークスチームからのトップカテゴリーでのフル参戦について「多くを学び、将来、いいリザルトを収めるために、ハードな作業が待っていることは覚悟している。それを支えてくれるコ・ドライバーとして、マルコ・サルミネンを迎えることをお伝えできることにもうれしく思っている」とコメントを寄せている。
サルミネンは、TGR WRCチャレンジプログラムでトレーニングを受けていた勝田貴元のコ・ドライバーを務めた後、パヤリともコンビを組んでおり、2021年にはJWRCタイトルを獲得。先日、12月6日〜8日に開催されたモンツァラリーショーに揃って参戦し、トヨタGRヤリス・ラリー2で5位でフィニッシュを果たしている。