スーパーラグビー挑戦8試合目でついに初勝利をつかんだサンウルブズ。重圧から解放され、7日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれるフォース戦で連勝をめざす。 これまでチームトップの5トライを挙げているWTB山田章仁は、4月8日のストーマーズ戦…

 スーパーラグビー挑戦8試合目でついに初勝利をつかんだサンウルブズ。重圧から解放され、7日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれるフォース戦で連勝をめざす。

 これまでチームトップの5トライを挙げているWTB山田章仁は、4月8日のストーマーズ戦で左太ももを痛め戦列から離れていたが、回復して先発復帰する。山田にとってフォースは昨年在籍した古巣であり、そこで出場機会を得られなかった悔しさもプレーにぶつけたいところだ。

 11番をつけるのは、7人制フィジー代表の経歴を持つジョン・スチュワートで、フォース戦がスーパーラグビーデビューとなる。過去2試合でリザーブだったLOファアティンガ・レマルには初先発のチャンスが与えられた。
 9番は茂野海人。ジャガーズ戦で機能したピシ―立川―カーペンターのラインも期待したい。
 4月30日に日本代表デビューしたFL安藤泰洋は、今週末はサンウルブズの選手としてプレーする。

 対戦するフォースは、これまで1勝8敗(オーストラリア・カンファレンス最下位)と苦しんでいる。しかし、昨年のワールドカップに出場したオーストラリア代表47キャップのNO8ベン・マッカルマン(昨季パナソニックでプレー)がおり、最多タックラーのFLマット・ホジソン主将や、ボールキャリー部門で3位のFBデイン・ハイレットペティ(かつて豊田自動織機に所属)なども要注意となる。

1.三上正貴(東芝)  2.堀江翔太(主将/パナソニック)  3.垣永真之介(サントリー)  4.大野均(東芝)  5.ファアティンガ・レマル(宗像サニックス)  6.リアキ・モリ(前ブルーズ/NZ)  7.アンドリュー・ドゥルタロ(アメリカ代表)  8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州)  9.茂野海人(NEC)  10.トゥシ・ピシ(サモア代表)  11.ジョン・スチュワート(フィジーA代表)  12.立川理道(クボタ)  13.デレック・カーペンター(前トヨタ自動車)  14.山田章仁(パナソニック)  15.リアン・フィルヨーン(NTTドコモ)

〔リザーブ〕
16.木津武士(神戸製鋼)  17.具智元(拓殖大)  18.浅原拓真(東芝)  19.細田佳也(NEC)  20.安藤泰洋(トヨタ自動車)  21.日和佐篤(サントリー)  22.田村優(NEC)  23.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ)