総合格闘家の朝倉海は6日(日本時間7日)、7日(同8日)に行われる「UFC310」の本計量に臨み124.5ポンド(56.47kg)でパス。公開計量後にはフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャとバチバチのフェースを繰り広げ、観客を魅了した…

総合格闘家の朝倉海は6日(日本時間7日)、7日(同8日)に行われる「UFC310」の本計量に臨み124.5ポンド(56.47kg)でパス。公開計量後にはフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャとバチバチのフェースを繰り広げ、観客を魅了した。

フェースオフ後には米放送局『ESPN』のインタビューに応じ、舞台上での心境とタイトルマッチへの意気込みを語った。

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■タイトルマッチ前日にも揺るがぬ自信

公開計量後のフェースオフで現王者と火花を散らした朝倉。インタビューでは、舞台上での記憶を振り返り、「本当は今からやりたい気分だよと。言ってはいないですけど、そういう表情が出ましたね」と笑顔で回想した。

ラスベガスの地でUFC王座をかけて戦うことについては「ずっと僕が追い求めていたところなので。すごく楽しみだし、プロモーションを通して僕のことを知ってもらえて、今すごく注目してもらえてるので、試合で僕のファイトスタイルを見てもらえるのが楽しみです」と期待を述べた。

王者パントージャはこれまでの戦績が33戦28勝5敗(8KO、10サブミッション)。敗れた試合はすべて判定で、KOやサブミッションを決められたことはなく、2021年2月のマネル・ケイプ戦からタイトルマッチ3試合を含み6連勝中と波に乗る。

朝倉は「彼の動きだったり癖をしっかり分析して分かっているので、そこに合わせる練習だったり、必ず僕の打撃で倒せると思っているので自信を持っている」とし、パントージャが得意とする寝技の展開になったとしても「まったく問題ない。そこでも負けないと思っているし、アマチュアからキャリアで一度もサブミッションで決められたことはない」と揺るがぬ自信を語った。

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