12月7日(土)は中山・京都・中京の3場開催。6日正午の馬場状態は、3場全て芝ダートともに良。7日の天気は中山が晴れ、京都が晴れ時々曇り、中京が晴れの予報となっている。■中日新聞杯に皐月賞2着馬コスモキュランダが登場 中京11Rは芝2…
12月7日(土)は中山・京都・中京の3場開催。6日正午の馬場状態は、3場全て芝ダートともに良。7日の天気は中山が晴れ、京都が晴れ時々曇り、中京が晴れの予報となっている。
■中日新聞杯に皐月賞2着馬コスモキュランダが登場
中京11Rは芝2000mの中日新聞杯(GIII)。コスモキュランダは前走の菊花賞で大敗したが、結果的に距離が長かったということだろう。皐月賞2着馬で、2走前にセントライト記念でも2着しているように、世代トップクラスの力は持っていて、重賞2勝目が期待される。対するは7戦5勝のロードデルレイ、前走で久々の芝も圧勝したデシエルトなど。
■リゲルSでゴンバデカーブースが巻き返しを期す
京都11Rは芝1600mのリゲルS(L)。ゴンバデカーブースは昨年のサウジアラビアRCで、後の秋華賞2着馬ボンドガールなどを並ぶ間もなく差し切った。日本ダービーでは距離が長かったか13着と大敗したが、NHKマイルCでは4着に入っているように、マイル路線なら素質が高い。休み明けを叩かれて変わり身も十分だろう。対するは2連勝中のキープカルム、京都が合うトランキリテなど。
■常総Sでホウオウプロサンゲがオープン入りを狙う
中山11Rは芝1800mの常総S(3勝)。21年セレクトセール当歳で4億1000万円(税抜き)の値が付いたホウオウプロサンゲは、春に若葉S2着から皐月賞へと駒を進めた。夏場以降も使われて、1勝クラスと2勝クラスを勝ち上がり、ここを勝ってオープン入りを目指す。対するは末脚堅実なセブンマジシャン、前走が強かったエレクトリックブギなど。
■世界的名手が来日
G1だけで約300勝を挙げているL.デットーリ騎手が5年ぶりに来日する。日曜の阪神JFでメイデイレディに騎乗するためで、土曜も京都で4鞍を予定。メインのリゲルSでは、ゴンバデカーブースとタッグを組む。
■黒松賞でカンシンのデビュー2連勝なるか
中山9Rは芝1200mの黒松賞(2歳・1勝)。カンシンは初戦を鮮やかに逃げ切り勝ち。ダッシュも速く、突き放す時の脚も速かった。素質が高く、ここは無傷2連勝が期待される。対するは詰めの甘さはあるもののオープンでも大崩れないレイピア、新馬戦が強かったサウスバンクなど。
■エリカ賞でナグルファルの無傷連勝なるか
京都9Rは芝2000mのエリカ賞(2歳・1勝)。ナグルファルは今回と同条件の新馬戦を勝利。逃げ馬との一騎打ちになったが、力でねじ伏せた。ここは無傷2連勝の期待がかかる。対するはL.デットーリ騎手騎乗のワンモアスマイルなど。
■中山5Rの新馬戦でマカヒキの半妹アッサジャンなどがデビュー
中山5Rは芝1600mの新馬戦。ここで多数の良血馬がデビューする。
・半兄に16年日本ダービーなど、重賞4勝を挙げたマカヒキ(父ディープインパクト)、半姉に15年CBC賞など、重賞2勝を挙げたウリウリ(父ディープインパクト)がいる、ブラックタイド産駒のアッサジャンが荻野極騎手でデビューする。
・半姉に23年シンザン記念を勝ったライトクオンタム(父ディープインパクト)がいる、ブリックスアンドモルタル産駒のルナルーチェットが津村明秀騎手でデビューする。
・半兄に今年のアーリントンCを勝ったディスペランツァ(父ルーラーシップ)、23年共同通信杯を勝ったファントムシーフ(父ハービンジャー)がいる、モーリス産駒のギフテッドが菅原明良騎手でデビューする。
・19年マーメイドSを勝ったサラスの仔でブリックスアンドモルタル産駒のリポサンテが横山和生騎手でデビューする。
■中山6Rの新馬戦でデルマソトガケの半妹ヴァイオパイシーズなどがデビュー
中山6Rはダ1800mの新馬戦。
・13年関東オークスを勝ったアムールポエジーの仔で、半兄に22年全日本2歳優駿や23年UAEダービーを勝ったデルマソトガケ(父マインドユアビスケッツ)がいる、ニューイヤーズデイ産駒のヴァイオパイシーズが大野拓弥騎手でデビューする。
・半兄に22年エルムSを勝ったフルデプスリーダー(父ヘニーヒューズ)がいる、ルヴァンスレーヴ産駒のシルフラが津村明秀騎手でデビューする。
・14年福島牝馬Sなど、重賞2勝を挙げたケイアイエレガントの仔でキズナ産駒のクインズエクレアが横山和生騎手でデビューする。
■中京5Rの新馬戦でエートラックスの半妹トゥロンなどがデビュー
中京5Rはダ1400mの新馬戦。半兄に24年兵庫CSを勝ったエートラックス(父ニューイヤーズデイ)がいる、ナダル産駒のトゥロンが西村淳也騎手でデビューする。
■京都5Rの新馬戦でフォーエバーマークの仔ハイフォーエバーなどがデビュー
京都5Rは芝1200mの新馬戦。13年キーンランドCを勝ったフォーエバーマークの仔でイスラボニータ産駒のハイフォーエバーが藤岡佑介騎手でデビューする。
■節目の勝利までわずか
・幸英明騎手はJRA通算1700勝まであと2勝、京都で10鞍に騎乗。
・池添謙一騎手はJRA通算1400勝まであと3勝、中京で4鞍に騎乗。