ベリンジャー獲得へヤンキースが動向を伺っているとの報道があった(C)Getty Images ヤンキースが、今永昇太や鈴…

ベリンジャー獲得へヤンキースが動向を伺っているとの報道があった(C)Getty Images

 ヤンキースが、今永昇太や鈴木誠也が所属するカブスのコディ・ベリンジャーの獲得に向けて動向を伺っていると『MLB公式サイト』が報じた。

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 同サイトは、シカゴのラジオ局『670 The Score』のブルース・レバイン氏の報道に触れ、「ヤンキースは最近カブスにコディ・ベリンジャーのトレードの可能性について連絡した3球団のうちの1つで、他の2球団はマリナーズとアストロズ」だという。

 ただ、現時点で大きな進展はないようで、「レバイン氏は、フアン・ソトがどのチームに所属したいかを決めれば、ベリンジャーの市場は活気づくだろうと予想している」と記した。

 今オフFA市場を騒がせているファン・ソトには今季在籍のヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、レッドソックスの5球団が争奪戦を繰り広げ、ソトを獲得できなかった球団がベリンジャーのような別の強打者に方向転換する可能性がある。

 ベリンジャーはドジャースの主軸として2017年に39本塁打を放ち、新人王に輝いた。2019年には打率.305、47本塁打、115打点の成績を挙げてナ・リーグMVPを獲得している。

 ケガの影響もあり不振が続き、2022年オフにノンテンダーFAとなって1年契約でカブスに入団した。2023年は打率.307、26本塁打、97打点の成績で同年オフにFAとなると、カブスと再契約を結んでいる。記事では、「ベリンジャーはFAだった昨オフ、しばしばヤンキースとの噂が流れた」と伝えている。

 記事では、カブスが「29歳のベリンジャーのトレードに乗り気だという報道もある」とし、今季は130試合に出場して打率.266、18本塁打、78打点の成績だったが、新たな移籍先で再び輝きを放つ可能性がある。

 また、「もしベリンジャーがピンストライプのユニフォームを着ることになったら、彼は父親がMLBでのキャリアの大半で着ていたのと同じユニフォームを着ることになる。(父親の)クレイ・ベリンジャーは1999年から2001年までヤンキースでプレーした」と紹介している。

 元MVPの強打者は父と同じ「ピンストライプ」を身にまとうことになるのか、今後の動向に注視だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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