今週は京都競馬場で阪神ジュベナイルF(芝1600m)が行われる。来春のクラシック戦線攻略に向けて重要な意味を持つ一戦。こ…
今週は京都競馬場で阪神ジュベナイルF(芝1600m)が行われる。来春のクラシック戦線攻略に向けて重要な意味を持つ一戦。
ここでは、過去10年データからテリオスララとダンツエランにフォーカスしたデータを取り上げる。
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テリオスララに【2.1.0.1】の高好走率データ
未勝利戦→萩Sと連勝。舞台適性を証明しつつGIに参戦をはたすのがテリオスララだ。前走下したディアナザールは次走ベゴニア賞を快勝。一定のレースレベルの一戦を制した本馬にはデータ面の好材料も存在する。
・前走芝1600m以上のOPで2着に0秒3差以上勝利【2.1.0.1】
該当馬4頭中3頭が連対を確保。2歳戦における前走の着差はそのまま評価できるとのデータだ。シンプルだが気に留めておくべきだろう。
テリオスララについて補足すると、京都芝外回りを経験しているのは大きなアドバンテージ。2戦続けて逃げる競馬を選択しただけに脚質面の融通性には少々疑問が残るものの、マイペースに持ち込むことができれば3連勝での女王戴冠があっても驚けない。M.デムーロにとって3年ぶりとなるJRA・GI勝利に向けて舞台は整った。
■ダンツエランに【0.0.2.25】の鬼門
その一方で、ファンタジーS勝ち馬ダンツエランにはマイナスデータが重くのしかかる。デビューからレースセンスを感じさせる立ち回りで大崩れなく走っているが、今回はローテーション×生産牧場で以下のデータが浮上してしまった。
・前走ファンタジーSかつ非ノーザンファーム生産馬【0.0.2.25】
20頭以上が走って連対馬ゼロ。ダノンファンタジー、レシステンシアとファンタジーS→本レースを連勝した馬はいずれもノーザンファーム生産馬だった。非ノーザンファーム生産馬にあたるダンツエランには向かい風となるデータと言えよう。
前述のファンタジーSは3着馬までタイム差なしの大接戦。勝ち切った勝負根性は立派だが、裏を返せばちょっとしたことで勝ちを逃していた可能性ありとの見方もできる。前走から大幅なメンバー強化で迎える今回は“消し”のジャッジとしたい。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。