UFC世界戦に挑む朝倉(左)にシビアな意見を投げかけたのは、ソネン(右)だ。(C)Getty Images 師走に番狂わ…

 

UFC世界戦に挑む朝倉(左)にシビアな意見を投げかけたのは、ソネン(右)だ。(C)Getty Images

 

 師走に番狂わせを起こせるか。来る12月7日(現地時間)に米ラスベガスで行われる『UFC310』で現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)の保持するタイトルに挑戦する朝倉海への関心が高まっている。

【動画】朝倉海に牙を向くブラジルの難敵 パントージャの締め技シーン

 総合格闘技団体として世界最大級とされるUFC。そんな檜舞台でのデビュー戦が世界戦という異例の歓迎を受ける朝倉。主戦場としてきたRIZINでバンタム級のベルトを手にした31歳への期待値は相当なものがある。

 もっとも、対峙するパントージャも相当な手練れだ。33戦28勝5敗(8KO)で、いまだKO負けのない34歳は、英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』のインタビューで「今の状態は120%くらい。完璧だ。間違いなく彼のことは殺すつもりでいく」と挑戦者を返り討ちにする意気込みを口にしている。

 果たして、日本の刺客は王者の牙城を崩すのか。UFCを熟知するOBたちの声は、やはりと言うべきか、朝倉に対してシビアだ。同団体で3階級を戦った名手チェール・ソネンは、自身のYouTubeチャンネルで朝倉の打力を評価した上で「アサクラが25分間、あれだけ攻め続けられ、耐えられるかどうかは分からない」と指摘。体力と胆力の面で王者に分があるという見方を示した。

「それこそがパントージャの持ち味なんだ。あの粘りに対応するためにトレーナーやコーチを連れてくることはできないだろう。もしもパントージャが第3ラウンド、第4ラウンドまで持ち込めば、どんな相手との試合でも勝つ確率は劇的に上がる」

 無論、朝倉をソネンが過小評価しているわけではない。国際的な知名度こそ小さい日本人スターについて「非常にタフで、危険な男だ」と強調している。

 朝倉が世間の下馬評を打ち崩して頂点に君臨するのか。はたまた王者が“無名の挑戦者”を一蹴するのか。運命の大一番から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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